中田敦彦が松本人志について語った動画が注目されている。「審査員をやりすぎている」と指摘し、SNSで話題になっているのだ。

若手芸人は「M-1」に集中しすぎ？

中田敦彦はまず、「THE SECOND」が放送されたタイミングで「オリラジアカデミー」が配信されたことを話した。「被せるな」というコメントが投稿されたことも明かす。

そして、「なんだったら戦いだと常にね」と話した。その後、「THE SECOND」と「M-1」について語っていく。

皆が「M-1」(受賞すること)を目指していると言い、確かに「M-1」は逸材を発掘しているが、選抜している面もあると話す。また、功績を残した人以外は日の目を見ない大会だと明かした。

それなのにも関わらず、「M-1」のために頑張っている若手が多い。中田敦彦はチャンスが減っているのではないかと語る。

「審査員何個か辞めてくれないですか？」

また、「M-1」は審査員の発言が重要だと指摘した。「特に松本さんだよね」と言い、「もっと点数入っても良かったと思いますけどねって言ったら、順位が低くてもフォーカスされる」と話す。

それこそが「M-1」の特徴だと語る中田敦彦は、松本人志が色々な大会に審査員として参加していることについても触れる。

「若手を審査する仕事が多い」「審査員は権力」「全ジャンルの審査委員長が松本人志さんというとんでもない状況」と指摘した。

つまり、どの大会に出ても松本人志に認められなければ売れないという状況なのだ。中田敦彦は業界の損失ではないかとも考えていると言う。

更に、「審査員をやりすぎている」「松本人志さん以外の価値観を持つ人にハンドルを渡すことで新しいスターができる土壌を作れる」と自身の考えを明かした。

動画の終盤では、「審査員ちょっと何個か辞めてくれないですか？」と訴えている。この発言は、「松本人志に嚙みついた」「独占しすぎ論はその通り」とSNSで話題になった。

また、動画内で名前を出された粗品の相方・せいやが「相方の名前を使うな」と反論したり、中田敦彦の相方・藤森慎吾が苦言を呈したりと大きな騒ぎになっている。どう収束するのか、これからの展開が気になるところだ。