「ABCテレビニュース」は、ダウン症の次男を育てるシングルマザー(4児の母)の動画を公開した。夜はBarのママとして、昼間は4児の母として生活しており、視聴者に感動を与えている。
17歳で結婚し35歳でシングルマザーに
奈良市に住む比嘉由香さん(41)は、17歳で結婚し出産した。その後、長男(彪真)と次男(想真)、三男(紅羽真)と長女(羽々愛)に恵まれる。
しかし、35歳の時に離婚しシングルマザーになった。現在は、4人の子供を由香さん1人で育てている。
離婚理由について、「一番は仕事辞めたことかな」「辞めて3年くらいまともに働かへんかったかな」と振り返り、離婚前から1人で4人育てていたようなものだったと明かす。
「今日も1日ありがとうと言って寝るんです」
由香さんは、昼間は4人の母として家事をこなし、夜はBarのママとして働くという忙しい日々を送っている。次男は、昨年の9月から入院。ダウン症で、入退院を繰り返してきたという。
昨年の11月に手術を行ったが、手術前には「成功する確率は20%」だと宣言されていた。
「もう死ぬと思っといてと言われました」「でも生きて帰ってきたんで」と話す由香さん。
「比嘉家の家訓の1つみたいな感じで」「小さい時から今日も1日ありがとうと言って寝るんです」と言い、命があることに感謝するのだと話した。そして、それを教えてくれたのは次男だと語る。
シングルマザーであり、子供のうち1人はダウン症だ。そんな中、毎日仕事も家事も頑張っている。
奮闘する由香さんの姿は、多くの視聴者を感動させた。「尊敬しかない」「かっこいい」「素敵なお母さん」という声が集まっている。
コメントする