iPhoneには、デフォルトでさまざまなアプリがインストールされている。いらない場合はホーム画面から自分で削除することもできるが、実際に使ってみるとApple社が自社開発した純正アプリというだけあって、どれもかなり便利で機能的だ。
今日は、友だちに自慢できるiPhoneの便利術を日々発信しているインスタグラマー・たける|iPhone便利術@takeplus_apさんオススメの『iPhoneの計算機アプリの裏技』について、皆さんにご紹介しようと思う。
たける|iPhone便利術さんは、先日Instagramへ下記の文章とともに、計算機アプリの入力ミスをCボタンを使わずに元に戻す方法を解説した動画を投稿した。
「電卓アプリで、間違えて入力しちゃうことあるよね。そんな時、「C」を押すのはもう古い!今回紹介する裏技、使ってみて!劇的にストレスから解放されるよ 是非試して友だちにも教えてあげてね!」
こちらの投稿には、多くの「いいね!」が付いており、インスタ上で話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説していこう。
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計算機の入力ミスを、簡単にひとつ前に戻せる!
iPhoneのデフォルトアプリとしても有名な「計算機」だが、今回ご紹介する裏技を覚えておくと、入力時のストレスがなくなるそうだ。
今までほとんどの人は、計算機アプリで入力ミスをした場合、左上のCボタンを押して、入力し直していたはずである。しかし、一度Cボタンを押すと、今まで入力した数字がすべて消えてしまう。これは通常の計算機とまったく同じ仕様なので、それが当たり前だと思って使っている人も多いかもしれないが、よく考えてみると非常に不便である。
入力ミスをするたびに、また最初から数字を打ち直さなければならないなんていうのは、令和の今ではもう古い。実は、iPhoneの計算機アプリにおいては、自分が入力した数字の部分を指で右にスワイプするだけで、簡単にひとつ前に戻すことができるのだ。
長い間、仕事で電卓を使っていた人からすれば、驚きの便利機能なのではないだろうか。
左右どちらからのスワイプでもOK
この投稿を読んだインスタユーザーたちからは、「すごい! やってみたら本当になって、はわわわ〜!!!!って声出ました」と、あまりの便利さに驚いたとの声や、「大学生の息子に教えると優越感に浸れます。電卓、左フリックでも消えました」と、自分の息子も知らない裏技を知れて嬉しいといった声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられている。
左フリックでも消えるとのコメントがあったので、実際に筆者も試してみたところ、たしかに、左右どちらにスワイプしても、ひとつ前に戻すことができた。よく片手でスマホを打つ人は、左右どちらが効き手でも安心である。
今回ご紹介した裏技は、スワイプするごとにひとつ前の入力に戻すことが可能なので、ブラウザの「戻る」ボタンのような感じをイメージすると近いかもしれない。もしも、入力ミスをした箇所が二つ前や三つ前の数字でも、スワイプを繰り返すことで間違えた場所まで戻すことができるため、かなり便利だ。
実は、関数電卓としても使える!
iPhoneの計算機は、日々のちょっとした時に便利なアプリではあるのだが、イマイチ、その性能の高さについては、世間に広く知られていない。無意識のうちに、昔からある電卓と同じようなことしかできないと思い込んでしまいがちだが、実は通常の計算機機能の他にも、iPhoneの計算機にはすごい機能が搭載されている。
普段、画面を縦で固定している人は気付かないかもしれないが、実はこの計算機アプリ、スマホを横画面にすると関数電卓になるという優れものなのだ。関数電卓の機能を使えば、指数計算、対数計算、三角関数計算などもあっという間にできてしまう。
大学時代、実験や講義で使用するため、入学時に有無を言わさず生協で関数電卓を買わされた筆者だが、今はiPhoneさえあればスタンダードな計算ぐらいならすぐに解決してしまうというわけだ。アップデートで、ついでにプログラム機能とグラフ機能も追加してほしいところである。
予想以上に便利で、使い勝手のよいiPhoneの計算機アプリ。年末も近づいてきたので、忘年会費の割り勘や、消費税の計算などで利用される際は、ぜひ今回の裏技を試してみてほしい。
※サムネイル画像(Image:「たける|iPhone便利術(@takeplus_ap)」さん提供)
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