プレイステーション公式ツイッターで、かねて発売が予告されていた「PlayStation VR2」の発売が2023年初頭に決まったことが正式に発表された。PS VR2は、2016年に発売され現在は生産が終了している「PlayStation VR」の後継機となっている。
前身のPS VRは大きなムーブメントとはならなかったが、VR2は新たな機能も発表されており期待が高まっている。
PS VR2、何が変わった? 新機能は?
2023年 初頭発売#PSVR2 pic.twitter.com/z9Nha5Ewfx
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) August 22, 2022
ヘッドセットを装着してプレイすることで、没入感のあるバーチャルリアリティゲームが楽しめる「PlayStation VR」シリーズ。2016年に発売された初代PS VRは、ゲームだけでなく迫力のある映画鑑賞もできるなど、他にはない新しい体験が得られるとしてユーザーに支持されていた。しかし、当初は遊べるソフトが少なく、また解像度の粗さが気になるなどの難点も多く、広がりは限定的となったのが実情だ。
その短所を改善し、満を持して発売されるのがPlayStation VR2だ。解像度はVR時代の1920×1080から、4倍以上の解像度となる2000×2040の有機ELディスプレイへ変わりより鮮明に。視野角も10°広がり、約110°となっている。
ソニー・インタラクティブエンタテインメントが2022年7月に公開したPS VR2に関する記事の中では、新機能についても言及されている。たとえば、ヘッドセットを装着した状態でも周囲の環境を見ることができる「シースルービュー」機能は、プレイヤーにとって利便性が高そうだ。
また、別売りのPS5用HDカメラと連携し、プレイ中の自分を配信する機能も搭載。さらに「シネマティックモード」も進化し、映画がVR非対応コンテンツであっても仮想空間上の巨大な画面で楽しめるようになっているようだ。
バイオハザードシリーズ最新作、PS VR2で楽しめる?
SNS上では「転売対策はマジで頼みます!」といった転売ヤー対策を懇願する声が上がると同時に、まずはPS VR2を遊ぶために必要となるPlayStation 5本体の供給状況について改善してほしいという声も挙がっていた。
「PS5を普通に買えないのに」「興味はあるが、まだPS5を買えていないから……」といった呟きの背景にあるのは、PS5がいまだに抽選販売が行なわれる品薄状態にある現実だ。また、価格や発売日など詳細は発表されていない中、初代PS VRと比較して大幅に値上げするのではないか、という危惧もささやかれている。
こうした不安もあるが、待ち望んでいたユーザーにとっては期待が膨らむ。バイオシリーズ最新作となる「バイオハザード RE:4」はPS VR2のローンチタイトルと目されており、これをバーチャルリアリティで体験したいというファンは多い。となれば、バイオハザード RE:4の発売予定日である2023年3月24日が、PS VR2の発売日となるのか? 詳細は続報を待ちたい。
引用元:プレイステーション公式(@PlayStation_jp)twitterは→こちら
※サムネイル画像(Image:「プレイステーション公式(@PlayStation_jp)」Twitterより引用)
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