釣りいろは

釣りいろはが7月13日に『「あの日」を超えて伝えたい事【3.11東日本大震災】』と題した動画を公開。東日本大震災で被災した視聴者から当時の状況を聞き、防災を呼び掛けた。

防災意識を高めるために動画を公開

今回釣りいろはは、南海トラフ地震や首都直下型地震等の大地震が危惧されていることを受け、3.11東日本大震災で宮城県気仙沼市と岩手県大船渡市で実際に震災にあった視聴者ふたりに当時について話を聞いている。

動画の本編が始まる前に、「防災の意識をもっとたくさんの人に本当の意味で理解して欲しいという強い意思があり、お話をお聞きさせて頂きました」と前置きが添えた釣りいろは。

不安を煽るためではなく、今後起こり得る巨大地震への防災意識を高めたいという思いや、大地震があった際、生存確率を1%でも上げるために、今から出来ることや備えることの重要性、危機感を共有するために動画の公開に踏み切ったと説明している。

生存確率を1%でも上げるためには「まず逃げて」

今回、釣りいろはが話を聞いたのは、高校生のときに震災にあったという視聴者2名。地震が起こった当日について、「ほんとに真っ黒の壁。8mくらいの壁が押し寄せて来ると考えたらいいかな」と、津波のスピードがかなり速かったと述べている。

「走っても間に合わない……?」というとくの質問にふたりは、「絶対に間に合わない!!」と即答。津波の速度は時速100km/hと、車の速度よりも速かったそうだ。

津波は防波堤を押し倒しテトラポットも持ち上げ、凄まじい威力でかなりの地点まで北上していったといい、4tトラックや車両などは簡単に流されてしまっていたと、目にした津波の威力を振り返った。

ふたりは津波の前では過信してはいけないといい、「(津波の高さ)1mとか2mとかで大した事ない……違うんです!!」と、高さ1mでも簡単に流されてしまうという津波の怖さを物語っている。

「生存確率を1%でも上げるためにまず逃げて下さい」と話すふたりは、誤って川や海に落ちてしまったときの安全性を高めるため、フローティングベストやライフジャケットなどは購入しておいて損はしないと話している。

実際に大地震を体験した視聴者から貴重な意見が聞けた同動画。少しでも防災意識や危機管理が高まることを願いたい。

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出典:釣りいろは

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