一匹のミニブタの成長が収められたYouTubeチャンネル『100日後に食われるブタ』。今月1日、ついに100日目の動画が公開され、わずか1日で120万回以上、3日間で250万回再生されるなどその内容に注目が集まっている。
今年5月に公開された1本目の動画では、カルビと名付けられた生後75日のミニブタが飼い主のもとにやってきた様子が収められている。
その後、毎日1本のペースで投稿される動画では、ミニブタが飼い主に懐いている様子や散歩に出掛け、喜んでいる姿が公開されている。
しかし、チャンネル名の通り動画の最後には「食べられるまであと〇日」というカウントダウンが毎回挿入され、視聴者からもどのような結末を迎えるのか注目されていた。
そして今月1日、ついにブタの丸焼きの画像がサムネイルに使用された100日目の動画が投稿された。
車に乗せてどこかに連れていかれるミニブタは、戻ってきたときには段ボールに入れられ、食肉として処理されている。
そのまま丸焼きに調理する様子や、カルビのゲージにお線香が手向けられる様子などが収められているのだが、動画のラスト1秒に小さな文字で一瞬「これはフィクションです」と表示されており、カルビの生存を匂わせる演出も。
これにはネット上で多くの安堵の声が挙がっている一方、「炎上を回避したいだけなのでは?」「今までの動画の目的が分からなくなる」といった声も挙がるなど議論が過熱している。
なお、この動画の翌日には新たな動画を公開。これまでのカルビの成長や思い出がダイジェストで映し出され、ラストには「あなたが食べている豚肉もカルビと同じ命です」と小さくテロップが表示された。
結局、カルビがどのような結末を迎えたのか真意は謎のままだが、今なお賛否両論巻き起こっているこの動画。それぞれがいろいろと考えさせられる動画であることには間違いないだろう。
文:miyasuke
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