中田敦彦は5月21日、YouTubeチャンネルに『【Part①】新世代のカリスマ降臨!コムドットから時代を学べ!【WinWinWiiinコムドットやまと編】』と題した動画を投稿。
WinWinWiiinのゲストにコムドットのリーダー・やまとを迎え、YouTubeの戦略や話題となった宣戦布告について話を繰り広げた。
長尺オープニングは人柄重視の戦略だった
いまやチャンネル登録者数300万人を大きく超て、人気を集めている5人組YouTuberのコムドット。MCの中田敦彦から動画のオープニングトークの長さにについて問われると、やまとはそれを当初から意識している戦略であることを明かした。
実際、コムドットの動画のオープニングの尺は平均10分以上。「人柄が面白かったり好いてもらってた場合、どんなことをしても見てもらえる」と考えるやまとは、コムドット結成当初から企画よりも人柄を重視してきたという。
つまり「自分たちがやりたいだけやって、それを見てもらえる視聴者を獲得していく」ことの延長線上に、いまに知られる楽しいトーク動画があるというわけだ。ちなみに、やまと自身も「トークのブームはコムドットの影響」である考えていると述べている。
業界について「YouTube始めたときは尺が平均8分」「可処分時間をいかに奪えるかという戦争」といった語り口で表すやまとを「実は頭が良い」と評した中田は、改めてやまとのプロフィールを紹介。
YouTuberデビューが上智大学在学中(現在は休学中)だったことはファンの中ではよく知られた事実だが、外交官や起業志望だったところからクリエイターとして世に出たことには一同驚愕。
やまとは「僕からしたらYouTubeも企業だった」とし、動画活動をするうえで、事務所に入らずに「自分で全部」「上を作らないのを常に意識して」いると述べている。
宣戦布告は「見つけてもらえないんだったら全員敵」という思いだった
そんなやまとを言い表すワードに中田が“ビッグマウス”をあげると、話題はやまとのTwitterの内容に。
2020年12月、やまとのTwitterアカウントから投下された「全YouTuberに告ぐ」「コムドットが通るから道をあけろ」「俺らが日本を獲る」という宣戦布告。やまとの言葉の勢いに、中田は悶絶のリアクションを見せる。
このあまりにも有名でYouTuber界を震撼させた発言について、やまとは「新しく業界に入った立場なので見つけて引っ張って欲しい」「見つけてもらえないんだったら全員敵」と思ったという当時の心境を告白。
やまとの打ち明けた裏話に中田は、「なんでこんなすごい奴を引き上げねえんだってね」とまとめると、「勝ち確定してないのに言ったからすごい」「50万人のときに言ってるから意味がある」と称賛の意を示している。
戦略と人柄で着実に伸びあがってきたコムドット、これからも一本筋の通ったスタンスでさらなる飛躍を遂げて欲しいところだ。
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