三崎優太

「青汁王子」こと三崎優太が、YouTubeチャンネルを更新。2年前の脱税事件の影響や税金の金額について、自身の気持ちを語った。三崎は2018年に1億8千万円の脱税で逮捕、有罪判決を受けていた。

動画冒頭、「批判覚悟で自分の思っていること、本当の気持ちを正直に伝えたいなと思います」と切り出した三崎。続いて出てきた言葉は、「つくづく、いろんなことに疲れました」という、弱気な言葉だった。

脱税事件で逮捕されてから2年、三崎は眠れないくらい追い詰められた日々が続いているという。三崎はこの事件について、逮捕前も高額の納税を行ってきただけに、「あれは間違いなく、僕は冤罪だと思ってます」と話す。ちなみ三崎は現在も複数の会社を経営しており、売り上げは300億、約60億円の利益が出ているそうだ。この売上金額に課される税金は何十億に上り、高額な税金を支払っているという。

三崎は動画のなかで、この2年前の事件で傷ついた名誉や「脱税犯」というレッテルは消えないと話す。「本当に自分は脱税するつもりなんてなかった」と続け、国税庁の捜査については「違法といえるほどひどかった」と振り返り、現在も証拠品が返ってこないことを明らかにした。

脱税犯というレッテルを貼られながら、何十億という税金を支払っている状況に「もう本当に限界かな、もう疲れちゃったんですよね」と、泣きそうになりながら気持ちを露土している。三崎がYouTubeで発信している理由については、「どうしてもあの過去の事件が絶対に、本当に許せないから、どうしても許せないからなんですよ」と、国に対する許せない思いを話す。

事件前は心の底から日本が大好きで、「日本に貢献したいな、日本に税金たくさん納めたいな」と思っており、14億という税金を支払っていたという三崎。事件を受け、そういう気持ちが無くなってしまったそうだ。「納税するのは当たり前だが、納税者がもっと称賛される国でやっていった方がよいかなって思ったんですね」と、今後は日本ではなく海外で事業をしていく可能性があることを、いまの気持ちとして語った。

三崎は動画後半で、多額の所得隠しや申告漏れで東京国税局から指摘を受けたチュートリアルの徳井義実の話をあげ、「1円も払わない、国民の義務を果たさない徳井さんみたいな人がね、なんで何の刑罰もなくてのうのうとね、いまもやっていけるんだろうな」と、日本のこの現実に納得がいかない、そんなやるせない気持ちを告白している。

三崎はこの事件以降、自身に貼られたレッテルを払拭したいという執念からさまざまなお金配り企画を実施、それらの企画に5、6億円を投じてきた。三崎が国に矛先を向ける理由には国税局の調査の仕方なども含まれるが、三崎の訴える税金問題には、誰もが納得できる部分もあるように思える。

サムネイル出典:三崎優太(Yuta Misaki) 青汁王子 Twitter

出典: 三崎優太 青汁王子

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