小島よしお 「時計のよみ方」

お笑い芸人の小島よしおがコロナ禍の外出自粛宣言下で始めたYouTubeチャンネル「小島よしおのおっぱっぴー小学校」が、子供たちに人気だ。2020年8月と2021年1月には、YouTubeで話題になったテーマをまとめたドリルも発売。チャンネル登録者数は10万人を突破している。

小島は、海水パンツ1枚でテレビや舞台に出演しているイメージが強いが、実は早稲田大学教育学部卒業という肩書をもつ。2020年8月に発売したドリルの内容にもなった「時計のよみ方」をテーマにした動画は、79万回以上の再生回数に達している(2021年2月22日現在)。

もともとは、新型コロナの影響を受け休校になった子どもたちの勉強が遅れているという話を聞いたことから始まった「小島よしおのおっぱっぴー小学校」。視聴者からの評価も高く、コメント欄には、「わかりやすい」「子供たちが夢中で見ていた」というコメントが寄せられている。

算数の授業をメインに動画を配信しているこのチャンネルでは、学習監修として進学個別桜学舎が制作に携わっており、小島もTシャツをしっかりと着用し、親受けも良い。教育系YouTuberとして新たな人気を得た小島に、視聴者からはNHKでの冠番組を希望する声もみられる。

今後小島がどのような活躍をするのか要注目であるが、教育系YouTubeはお笑い芸人の中田敦彦が364万人というチャンネル登録者数を誇っているほか、そのほかのチャンネルも伸びてきている注目のジャンル。若年層のテレビ離れがたびたび話題になっていることもあり、YouTuberにはエンタメ性の高いコンテンツだけでなく、教育系コンテンツで成功するチャンスがまだありそうだ。

出典:小1算数「時計のよみかた」|小島よしお 公式YouTubeチャンネル 「小島よしおのおっぱっぴー小学校」

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