BitStar インフルエンサーパワーランキング

YouTubeやTikTokをはじめとするクリエイター支援事業・コンテンツ制作事業を展開するBitStarが4月19日、クリエイターや動画チャンネルのランキング「インフルエンサーパワーランキング by BitStar」を発表。

2022年1~3月にYouTubeとTikTokで活躍したクリエイターや動画チャンネルが明らかになった。

チャンネル総再生数1位に変化

2022年1月~3月のチャンネル総再生数ランキングで1位を獲得したのは、2021年の年間ランキングでは11位だった「M2DK.マツダ家の日常」。Mr.都市伝説として知られる関暁夫のパロディでブレイクし、海外の面白いコンテンツやアニメの一部を再現するYouTube Shortsが大ヒットした。

2位には、これまで1位を独占してきた「Junya.じゅんや」がランクイン。英語タイトルのYouTube Shortsが再生数を伸ばしている。1位の「M2DK.マツダ家の日常」の1~3月の投稿本数が941本に対し、じゅんやは406本と半分以下だが、1投稿あたりの再生回数が多いことがわかる結果となった。

3位にランクインしたのは、吉本興業に所属する芸人・ウエスPが運営する「ウエスP -Mr Uekusa- Wes-P」チャンネル。自身の体を使ったテーブルクロス引き芸で、2018年にはフランスのテレビ番組『La france a un incroyable talent』(公開オーディションのリアリティ番組)で、決勝に進出した。YouTubeでは海外向けのチャレンジ動画を投稿しており、海外視聴者から人気を集めている。

2021年のランキングと比較すると、YouTube Shortsを中心に海外向けに動画配信をするクリエイターがランキングを席巻する結果に。投稿頻度は毎日投稿がスタンダードになりつつあると、同社は分析している。

新規開設チャンネル1位は、「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」

BitStar発表 新規開設チャンネルランキング

新規開設チャンネルランキングで1位に立ったのは、芸能人や著名人の暴露話を投稿する「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」。2月14日にチャンネルを開設された同チャンネルは、わずか50日程度で登録者数100万人を突破した(4月14日時点)。

2位には「みけねこch」。2月22日に開設された同チャンネルは、最初に投稿された動画「tst」が無音で黒画面にも関わらず、260万回再生(4月14日時点)を記録。その後の投稿も飼い猫の紹介やゲーム配信などジャンルは絞られておらず、今後の展開にも注目が集まるチャンネルだ。

そして3位にランクインしたのは、人気コンビYouTuber「平成フラミンゴ」のNICOの個人チャンネル。4月14日時点の投稿本数は2本だが、料理とトークの内容で260万回再生超、YouTuber中町綾とのコラボ動画が130万回再生超と、既存ファンからの支持の高さを見せつける結果に。

なお、4位には同じく「平成フラミンゴ」のRIHOの個人チャンネル「リンリン共和国」がランクイン。コンビ揃って人気の高さを証明している。

TikTok“いいね”ランキング1位は「じゅんや」

BitStar発表 TikTokいいねランキング

今回のランキングでは、TikTiokのサービスリリース時から2022年3月31日までに投稿された動画で、“いいね”数が多いランキングも発表された。

TikTok“いいね”数ランキング1位は、2021年の年間YouTube総再生数ランキングで1位、今回の2022年1-3月のYouTube総再生数ランキングでも2位にランクインした「Junya/じゅんや」。体を張った実験やチャレンジの数々は言語を超えて楽しめることから、世界中のユーザーから支持されている。初投稿は2018年3月19日。フォロワー数は4,230万人(2022年3月31日時点)。

2位にランクインしたのは、料理動画を中心に投稿する「バヤシ Bayashi」。ASMRを活用した臨場感のある調理過程を短尺におさめ、視聴者の空腹感を増長させる動画が人気を集めている。初投稿は2020年2月17日。フォロワー数は2,570万人(2022年3月31日時点)。

3位には活動開始からわずか1年でTikTokフォロワー数が国内女性1位になった景井ひな。ファッション関連での支持の高さに加え、TikTokの機能をフル活用したトレンド動画の発信は幅広い世代が参考にする憧れの存在となっている。初投稿は2019年1月22日。フォロワー数は1,100万人。

新しい顔ぶれがランキング上位に食い込んできただ今回のインフルエンサーパワーランキング。上半期終了時点で大きな変動があるのか、今後のクリエイターたちの活躍に注目だ。

出典:PR TIMES

関連記事
今年1番再生されたYouTubeチャンネルは「じゅんや」、急上昇入りは「東海オンエア」が連覇達成 【BitStar発表】

おすすめの記事