プロバレエダンサー・ヤマカイ、フィギュアスケーター織田信成氏と芸術家のSNS利用について討論

プロバレエダンサーのヤマカイが4月9日、自身のチャンネル「ヤマカイTV Japanese ver」を更新。

『バレエ界は何故こんなに炎上するのか、織田信成氏にきいてみた』と題した動画でプロフィギアスケーターの織田信成氏とコラボした。

知ってもらうために芸術家こそSNSをやるべき

バレエをもっと知ってもらうためにYouTubeで情報発信をしているヤマカイ。2022年1月にはクロアチア国立バレエ団に所属する日本人バレエダンサー・ヒューマと情報発信をめぐる大炎上に見舞われた。

同動画では、芸術家がSNSで情報を発信することについて言及している。

織田氏はヤマカイの一連の騒動をすべて見た上で「発信することはいいことだと思う」と発言。フィギアスケーターやバレエダンサーを含め、芸術家はSNSをやるべきだと主張している。

フィギュアスケートという種目について「すべての人たちがやったことあるわけではない」と競技人口の少なさに触れた織田氏。

「(フィギュアスケートを)ひろめたい、と言うよりも無くしたくない」と、自分が大好きなスポーツが無くならないようにするために情報発信をしていきたいと述べている。

バレエダンサーは怖いイメージ

同動画で織田氏からは、「バレエやってる人も、バレエファンの人も怖い」と感じていると注目の発言も飛び出している。

織田氏のこの発言に強く頷いたヤマカイだが、このイメージについては「固定概念」と述べ、長い歴史があるからこそのイメージだと話す一方で、その固定概念を壊すのではなく、バランスをとっていくべきと語っている。

織田氏はバレエ界の固定概念には「悪いとは思っていない」と同意。しかし、より多くの人にバレエの良さを知ってもらうためには、「こういう楽しみ方があるよ」とバレエの楽しみ方を伝えることが重要だと述べている。

ヤマカイの動画を見て、「(バレエ界にも)こんな愉快な方がいるんだ」と、YouTubeを通じてバレエダンサーが怖いというイメージを払拭できたと話す織田氏。YouTubeを始めたきっかけは、ヤマカイ同様、「動画作りの過程でフィギアスケートを知ってもらえたら」という思いがあったそうだ。

異業界でプロとして活動するふたりの芸術家のコラボは、視聴者にも好評だったもよう。こういった対談動画を望む視聴者の声も多く、今後もふたりが有意義な討論を繰り広げくれることに期待したい。

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出典:ヤマカイTV Japanese ver

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