にじさんじ所属のVTuber夢月ロアが、デマ情報を流されたことに対し名誉毀損を訴えていた件で、裁判所が名誉権侵害を認める判決を言い渡したことがわかった。
夢月ロアの担当弁護士が本人に代わり、Twitterで報告した。
VTuber金魚坂めいろとのトラブルでデマ流される
ことの発端は同事務所に所属していたVTuber・金魚坂めいろが、配信のなかで夢月ロアのなまりを真似した可能性が浮上、夢月ロアが事務所を介して真似をやめるよう要求したことにある。
同事務所は2020年10月19日、金魚坂めいろが重大な秘密保持義務違反、ならびに2度にわたる卒業撤回の申し入れにより信頼関係の再構築が困難であるとし、金魚坂めいろとの契約終了を報告していたのだが、同件については夢月ロアにも不祥事があったというデマが流されてしまったことで、夢月ロアも活動休止を余儀なくされた。
昨年の12月30日には夢月ロアが1年ぶりにTwitterを更新。
「デマを流した人物を突き止める裁判を弁護士に依頼している」「依頼したことをすぐに報告してしまうと突き止められないかも知れないと弁護士に言われていた」など、状況を説明していた。
裁判所が名誉権侵害を認める判決を言い渡す
このデマ情報をめぐる裁判について、夢月ロアを担当する小沢一仁弁護士は3月28日、Twitterを更新。
夢月ロアのアクセスプロバイダに対する発信者情報開示請求訴訟の判決について、「裁判所が名誉権侵害を認め、発信者情報の開示を命じる判決を言い渡した」と本人に代わり発表。
なお、本件については引き続き係争中の案件となるため、「詳細の公表は控えますことをご容赦ください。」としている。
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