イラストレーターの古塔つみが2月3日、Twitterを更新。

コレコレの生配信で浮上したトレース疑惑について謝罪したものの、トレースについては否定した。

人気イラストレーター・古塔つみにトレース疑惑が浮上

古塔つみは、YOASOBIやポケモンとコラボしている人気イラストレーター。

そんな古塔が有名な写真家などの作品を反転させ、トレースしているとして、1月28日のコレコレの生配信に凸者が現れたのだ。

コレコレの生配信では、凸者が印象に残っていたというイギリス人写真家のデレク・リジャーズの作品と酷似していることに気づいたというエピソードとともに、反転させたデレク・リジャーズの作品「パンクの誕生」と古塔つみの作品を重ね合わせるなど、検証が行われていた。

検証が行われた古塔の作品の中には、すでに商業的な取引がされているものもあるといい、凸者が本人にTwitterで指摘したところ、その投稿は削除され、凸者はブロックされたと述べていた。

以前からトレースを疑われていた

コレコレは1月30日の生配信でも古塔のトレース疑惑について言及。コレコレの視聴者が独自に調査を進め、さらに多くのトレースが疑われる作品が出てきたと発言したのだ。

さらには古塔には有名になる前からトレース疑惑があったことも紹介し、この一件で古塔とコラボした企業の商品が販売停止になっていることも明らかにした。

疑惑に謝罪も、トレースは否定

古塔はこのような流れを受け2月3日にTwitterに謝罪文を掲載。

「引用・オマージュ・再構築とした制作した一部作品を、権利者の許諾を得ずに投稿・販売してしまったことは事実です。この点につきましても深くお詫び申し上げます」と、謝罪した。

しかし、「かねてより写真素材や実際のモデルさんの写真を参考資料に制作することが多く、この度、話題に挙げられている中には同様の手法で制作したものもございます」と説明したうえで、問題となったトレースについては「写真そのものをトレースしたことはございません。模写についても盗用の意図はございません」と否定した。

人気イラストレーターとあって、その代償は計り知れない。古塔の今後の動向にも注目だ。

出典①：古塔つみ Twitter