フリーアナウンサーの鷲見玲奈が、4月より土曜朝の情報番組『ズームイン！！サタデー』（日本テレビ系）で総合司会を務めることが発表された。

約17年半にわたり総合司会を務めていた望月理恵アナウンサーは3月いっぱいで卒業。その後任を、同じ事務所の後輩である鷲見が引き継ぐ格好だ。

「1月22日の放送回にVTR出演した鷲見アナは、『皆さんに爽やかな朝をお届けできるように日々精進してまいりますので、よろしくお願いいたします』と視聴者にメッセージ。望月からやってみたいコスプレを聞かれると『ミニスカポリス』と答えていたように、鷲見本人は“NGなし”と言って張り切っています。しかし鷲見アナといえば、退社直前に不倫報道があったほか、昨年には緊急事態下の飲み歩きデートを報じられるなど、あまり好感度は高くない。ネット上では『なんか違うな……休日の朝だぜ』『土曜日の朝は爽やかに過ごしたいのに……』など、“人選ミス”とする厳しい声も聞かれる。視聴率が下がらないか、日テレとしては期待より不安のほうが大きいでしょうね」（芸能記者）

しかし当初、日本テレビが白羽の矢を立てていたのは別のアナウンサーだったという。テレビ関係者が耳打ちする。

「フジテレビを退社することが決まっている久慈暁子アナが第一候補として水面下で交渉が進められていたようです。現在、『めざましどようび』に出演している彼女は、情報番組のMCとしての実績があり、知名度やルックスも申し分ない。しかし、ネックとなったのは、彼女の退社日が『4月30日付』だったこと。フリーになるのであれば、『3月31日付』であるのが普通です。これは、日テレへの“横滑り”情報をキャッチしたフジの嫌がらせでは。退社していきなり土曜朝の他局に出演されたら、フジとしては面目丸つぶれですからね。もちろん、見返りに何らかの番組が保証されると見られますが、久慈アナは現在、出演中の『さんまのお笑い向上委員会』の続投を希望しているようですから、そのまま出演することになるでしょう。とはいえ、仮にそうなったとしても、『向上委員会』は1本300万円と言われるさんまの高額ギャラがネックとなっており、テレビ業界の減収が続けば、番組終了の可能性もあるだけに、久慈アナとしてはよかったのかどうか……」

久慈アナとしては情報番組MCという大きな魚を逃したかたちだが、彼女が“持っていない”のか、はたまた鷲見が“強運”だったのか……。