ヤマカイTV Japanese ver

アメリカで活動しているプロバレエダンサー・ヤマカイが、YouTubeチャンネル「ヤマカイTV Japanese ver」を更新。

『悲しい.. 実はバレエ界の敵になっていたらしい』と題した動画を1月18日に公開し、ある日本人バレエダンサーからの批判に釈明した。

19歳のバレエダンサーからの訴え

ことの発端は、クロアチア国立バレエ団に所属する19歳の日本人バレエダンサー・ヒューマが、1月15日にYouTubeチャンネル「ヒューマ日記」で、「バレエを広めたいという大義名分を掲げて卑猥な動画を上げて登録者数とお金儲け稼ぎをしている人について思うこと。」というサムネイルの動画を投稿したことにある。

ヒューマは、この『10代バレエダンサーの真剣な思い』と題した動画で、ヤマカイに対する不快感を示しており、その動画に対してヤマカイが釈明したのだ。

ヤマカイは、ヒューマの動画の内容に対して概ね認めており、サムネイルの内容に触れて謝罪している。

ヤマカイの釈明はいかに

最初にサムネイルの“卑猥な動画”部分についてヤマカイは、「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪し、「線引きを間違えてしまいました。」と発言。

今後はそういった卑猥な動画を投稿することは「もうやめます」と断言した。

“お金儲け稼ぎ”については、「否定します。お金稼ぎに興味がない」と発言。「生活はバレエ団の給料のみ」と述べており、YouTubeなどで稼いだお金はすべて会社に入れていると述べた。

“登録者稼ぎ”というヒューマの意見には、「たしかに登録者数は伸ばしたいです」と少なからず認める発言をしたヤマカイ。

その理由については、「このチャンネルの目的である『バレエを広める』の1つの数値目安」と、「視聴者の1番参加型として楽しめるカタチ」だと、自分の利益のためではないと説明している。

最後に “「バレエを広めたい」という大義名分を掲げている”とヒューマが述べていることについては、「本当にバレエを広めたい」と明言。

才能がある綺麗なダンサーが軒並み辞めていくのを目の当たりにしたヤマカイが、バレエダンサーが飽和している問題を解決するための手段として市場を広げる意味合いがあるといい、そのために「バレエを広める」を大義名分として掲げていると説明している。

ヤマカイが「バレエを広める」という言葉を大義名分として掲げているのには、YouTubeのモチベーションを保つためでもあるそうだ。

ヒューマへの配慮を求める

今回のヒューマの発言にショックを受け、眠れなかったと話していたヤマカイだが、20日に投稿した『お願いがあります。』で、問題となったヒューマの動画へのコメントを控えるよう視聴者にお願い。

批判的な意見は貴重としながらも、当人が望んでいないそういった意見が精神的エネルギーを要することから、配慮を求めた。

22日にはチャンネル登録者数60万人を突破した「ヤマカイTV Japanese ver」 。

「今回たまたま、ファンの皆さまの支えをより深く感じる機会を得たこともあり今まで以上に皆さまに感謝をする事ができております。今回は本当にありがとうございました。そして、いつも本当にありがとうございます」と、支えてくれているファンに感謝を述べている。

今回の19歳の勇気ある発言にも思いやった対応を見せたヤマカイ。動画の内容以上に、彼のこのような人柄に魅かれている視聴者が多いのではないだろうか。

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出典:ヤマカイTV Japanese ver

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