3Dアバターを制作しVTuberとして利用できる、世界初のVTuber支援サービス「Vカツ」が、2022年6月末でサービスを終了することを発表。
発表時にはTwitterのトレンドに入るなど、利用者やファンの間で大きな話題となっている。
Vカツ終了、理由は説明なし
Vカツは無料で3Dキャラクターのメイキングから表情付け、アニメーションを制作できるうえ、作成したキャラクターを動画やライブに利用することができるサービスだ。
誰でも無料で手軽にクオリティーの高い3Dアバターを作成できることから、サービスを開始した2018年7月以降VTuberたちの間で長年親しまれ続けてきた。
しかしそのVカツが1月13日、公式サイトや公式Twitterで、突然のサービス終了を発表し話題になっているのだ。
サービス終了の詳しい背景については明かされていないものの、「今後お客様にご満足いただけるサービスの提供が困難であるという結論に至り、サービスの終了を決定いたしました」と、その理由について説明。
続けて、「このようなご案内となりましたこと誠に申し訳ありません」「多くのユーザーの皆さまにご支援いただきましたこと、スタッフ一同心より御礼申し上げます」と、謝罪と感謝の言葉も綴られている。
終了後のアバター使用はNG
Vカツの正式なサービス終了日は2022年6月30日の正午となっており、それ以降に関してはVカツで作成したアバターは使用禁止になるという。
また、サービス終了後にVカツのアバターの利用が確認された場合は、削除の要請をする場合があるという旨も記載されているほか、アバターを利用した画像や動画コンテンツなどについても、サービス終了後の新規投稿や配布、販売は禁止されている。
Vカツの終了を受けて利用者からは、「サービス終了は非常に残念ですが、このような素晴らしいサービスを提供して頂き、感謝申し上げます」「お金払ってでも(利用を)続けたい」「非常に残念で淋しく思います」など、感謝とサービス終了を惜しむ声が多数寄せられた。
これまで多くのVTuber達の活動を手助けしてきたVカツ。それだけに今後のVTuber活動に支障をきたす人が一定数現れることも想定されることから、Vカツ利用者は早期の対応が求められる。
文:miyasuke
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