12月15日にリリースされる乃木坂46のベストアルバム『Time flies』より、新録曲「最後のTight Hug」が11月5日に先行配信されることが決定した。同曲は年内の活動をもってグループを卒業する1期生・生田絵梨花が最後にセンターを務める楽曲で、リード曲としてベストアルバムに収録されるという。
生田が卒業を発表して以来、ネット上ではファンが加入から現在までのさまざまな画像をSNSに投稿。生田を通して乃木坂46の歴史を振り返っている人も多いようだ。
「古参ファンからは『中3組』を懐かしむ声が出ています。これはデビュー当初中学3年生だった中元日芽香、斎藤ちはる、生田のこと。同学年ということもありこの3人はとても仲が良く、一番早くに卒業した中元の最後のコンサートとなった『真夏の全国ツアー2017 Final!』では生田が号泣していた姿も記憶に新しいですね。中元はその後、心理カウンセラーの道へ進み、2018年に卒業した斎藤はテレビ朝日アナウンサーへと転身しました。2人とも現在でも活躍し続けていますから、生田も刺激を受けていたところはあるのではないでしょうか。生田が卒業を発表した直後、斎藤がインスタグラムのストーリーで生田をねぎらっていましたから、今でも『中3組』の絆はあるようです」(芸能ライター)
ほかにも、生田が所属していた軍団「チューリップ」の印象も強い。
「先日放送された『乃木坂工事中』(テレビ東京系)でもVTRが流れていましたが、『チューリップ』は能條愛未、高山一実、斎藤、川後陽菜、川村真洋、和田まあやで結成され、のちに生田が加入しました。このグループへの加入を希望したバナナマン・日村勇紀が、一緒にお風呂に入ってもいいかと尋ねたことがきっかけとなり、『いやらしい目で見なければ』が生田の名言として有名になりました。軍団『チューリップ』も和田だけになってしまい、寂しい限りです」(アイドル誌ライター)
そして生田といえば、多くのファンが真っ先に思い浮かべるのが「生生星(いくいほし)」だろう。
「『生生星』とは生田、生駒里奈、星野みなみの3人組の総称。グループの初期シングルでセンターを務めた生田をこの2人がフロント(1列目)で支えてきましたから、この3人なしでは乃木坂46の創成期は語れません。しかし、グループの“主人公”でもあった生駒里奈は2018年に卒業。そして今年は星野に熱愛報道が飛び出し、現在は活動休止状態となっています。12月に予定されている生田の卒業ライブで、星野がどのように見送るのかは注目されるところ。こんな気まずい形で終わってほしくなかったと思うファンは大勢いるでしょうね」(前出・芸能ライター)
あまりに多くの爪痕を残してきた生田。世代交代が進んでいる乃木坂46だが、彼女の卒業はグループの大きな転機になりそうだ。
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