中田敦彦 YouTube

オリエンタルラジオ・中田敦彦が4月5日、YouTubeチャンネル「中田敦彦のトーク- NAKATA TALKS」で顔出し引退宣言を撤回することを発表した。ことの発端は中田が3月12日に公開した動画。4月から顔を出さず、アバターを使用して活動することを突如発表し、メディアでも大々的に取り上げられていた。

中田は当初、音声コンテンツにするとパワーが弱くなると予想していたものの顔で売っているわけではないため、しゃべりが面白ければ物理的に顔を出さずに活動することは可能だと思っていたという。

しかし、中田の予想に反し、アバターが上手くいかなかったようだ。中田のアバターは、スーツとハットを着用、顔の部分に「N」と描かれたものだったが、デザインそのものに問題はなかったという。さらに過去一時間をかけたという編集や画面作りも完璧だったと発言。

それではアバターの使用で決定的に足りなかったものは何なのか……。中田は、中田本人を見たいという視聴者のニーズを満たせなったことにあると分析しているのだ。

実際、アバターを始めてお披露目することになった『中田敦彦、アバター初公開!明日のYouTube大学は「デスノート」』では、中田の姿が見れないことに対し、「あっちゃんのドヤ顔は重要だったと思います」や「あっちゃんの表情、身振り手振りがどれだけ大事だったかよくわかりました。」といった”中田不足”ととれるコメントも多数見られる。

中田は今回、視聴者によるコメントや動画制作における自身の経験を踏まえ、「中田敦彦という存在が凄すぎる」「中田敦彦が顔出しに向きすぎてた」という結論にいたったようだ。中田の顔出し引退宣言撤回に対し、相方の藤森慎吾は「俺的には良かったぜ」とコメントしており、視聴者にとっても、藤森にとっても発言の撤回は喜ばしいものだったことがわかる。

シンガポールに移り、街を散策する様子をナレーションメインで制作した動画が話題になっていた中田。一転して今まで通りの活動に戻ったが、今年中にYouTubeチャンネル登録者400万人を突破するという目標を掲げており、今後の動向も気になるところだ。

出典①:【前言撤回】中田敦彦より重大発表【2021年4月中旬から】|中田敦彦のトーク- NAKATA TALKS

出典②:中田敦彦のトーク- NAKATA TALKS

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