チャンネル登録者数347万人を誇る大人気YouTuber「スカイピース」が15日、『【解散】スカイピースを５年間愛してくれてありがとう』と題した動画を公開。結成5年という節目で解散するというドッキリ企画を実施し、多くのファンを驚かせた。

スカイピースは2016年7月15日に結成された、「じん」と「テオ」のふたりによるYouTuberグループだ。動画冒頭スカイピースは神妙な面持ちで登場、テオが「急で皆さんビックリしてるかと思いますが、スカイピースは解散します。」と切り出した。

この7月15日という日はスカイピースが結成された日であり、ちょうど5年という節目の日。テオは解散に至った理由として、結成当初からじんから「裏方が好き」と言われていたことを告白した。

テオによると、活動開始から1年と3日でチャンネル登録者数100万人を突破したことでじんに表が楽しいと思ってもらえたという。しかしじんの「裏が好き」という気持ちは変わらず、以前から話し合いを続けてきたそうだ。

そのような経緯があり、ちょうど5年というキリのよいところで発表にいたったと説明。じんは、「突然の報告になってしまって本当に困惑させてしまって、まず観てくれてるファンの皆さん本当にごめんなさい」と謝罪し、最後にふたりで笑顔で握手する画で報告を終えた。

しかしなんと、約2時間ある動画の最後にテオが「スカイピースがもし解散したら、という動画を、作ってみました」と発表。ガチそうなこの解散話がドッキリであることが発覚した。

このドッキリを仕掛けた理由についてテオは、「“終わり”というのは突然くるもの」とした前置きしたうえで、「時間は戻せないし、失ったものっていうのは、巻き戻しが効かないことだから、だからこそ、命だったり、時間だったり、すごい大切なものを失う前に行動してほしい」ということを伝えたかったと話す。

あまりに本当そうな内容から、ファンだけでなくほかのYouTuberやメディアをも巻き込む壮大なドッキリとなった今回の動画。ファンからの投げ銭も行われていたことから、「詐欺ではないか」という声もあがっている。

なにはともあれ、解散がウソだとわかったいま、ファンは胸をなでおろしていることだろう。

サムネイル出典：スカイピース【STAFF】 Twitter