“パワハラ報道”伊集院光の恐るべき「二面性」と「特殊能力」とは? 

タレント伊集院光の”パワハラ報道”が波紋を広げている。伊集院は現在、TBSラジオで朝の帯番組「伊集院光とらじおと」と、深夜放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」の2本に出演。「NEWSポストセブン」でパワハラ疑惑が報じられたのは前者だ。

それによると、同番組の月曜アシスタントを務める元TBSの新井麻希アナに対し、トーク中や本番以外に厳しいダメ出し頻発。8月23日の放送では、伊集院が「いま新井は降板スレスレのラインだからな!」と述べたという。

これを受けてか、新井アナは翌週から2週にわたって夏休みを取り、それが終わると今度は伊集院が2週間休みを取った。結局、新井アナは伊集院が不在の13日に復帰したが、20日の放送をもって番組を降板した。

「伊集院と顔を合わせずに番組を去るのですから、異常事態。何かあったと勘繰られても仕方がありません」とはラジオ関係者。

伊集院はTBSラジオの「帝王」と呼ばれ、同局躍進の功労者。社長・幹部クラスも早々ダメ出しできない権力を持つ。だが、今回ばかりは同局スタッフが”謀反”を起こした形だという。

「一部報道では新井アナが”KYだった”という報道もありましたが、そこまででもありません。彼女はTBSを辞めたあとも、局と良好な関係を築き、ラジオに”天下り”。何事にも一生懸命で、上層部からも可愛がられています。その彼女が伊集院さんからパワハラまがいの言動を浴びせられ悩んでいた。みかねた局側が彼女を守るために降板させたのが真相です」(事情を知る関係者)

伊集院は”外面”が良く、目上の人や人気タレントには気さくにふるまい、友好関係を築く。実際、今回のパワハラ報道に驚いたタレント仲間も多い。一方でADや気に入らないタレントに対しては、きつめの発言を浴びせ”追い込む”タイプだった。伊集院を知る人物が明かす。

「彼は頭がいいので、『この人とは仲良くしといた方がいい』というのを瞬時にかぎ分ける特殊能力を持っているんです。だから局上層部に食い込むことができた。半面、自分より立場が下で『自分とは合わないな』という相手に対しては、厳しく接する。新井アナはまさにそれでした」

もっか伊集院と所属事務所のホリプロはセブンに情報をリークした”犯人探し”に奔走しているという。「伊集院さんは『何でこんな記事が出るの?』と不快感をあらわにしているそうです。自分が夏休みの時に記事が出たことに対しても、何らかの意図が働いていると考えています」(前出ラジオ関係者)

伊集院はかつてニッポン放送とケンカ別れしたこともある。今回の件がTBSラジオとの蜜月関係にヒビを入れたことは間違いない。

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