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7月2日、TikTokが公式サイトで『1分以上の長尺動画の提供開始』を発表した。すでに世界各国における一部のクリエイターによって、同日より開始される長尺動画機能が試験的に利用されているという。TikTokは動画の長尺化から、クリエイターたちにどのような創作機会を提供しようとしているのだろうか。

TikTokの目指すところは、「クリエイティブな表現」によって人々のコミュニケーションを豊かなものにすることだ。具体的には、「クリエイティブな表現」の発揮される機会を増やすことで、利用者がコミュニティを形成し、規模をさまざまに「楽しんだり、教育したり、情報を交換したり、刺激しあったりする」、そのような場の創出が意図されているという。

また、今回の取り組みにおいてTikTokはクリエイターたちの声を反映し、長尺動画の作成に見合った柔軟性・ツール・スペースを用意したことで、好意的な反応を得たようだ。それら「クリエイティブツール」によって、料理や美容・健康、教育など1分では限界のあった多様なジャンルの動画の可能性が拓かれるといい、その1例は「いいね!」と「フォロー」によって視聴できる動画が増える機能だという。

今回の「長尺動画制作機能」だが、近いうちにTikTokのすべての利用者に提供される予定だ。この件についてTikTokは、世界各国のコミュニティに「3分までの長尺動画を撮影・アップロード・編集できる柔軟性」を提供することを宣言している。ちなみに長尺動画機能の利用が可能となったアカウントには、即時にTikTokから通知が届くようだ。

「創造性を解き放ち、素晴らしい動画が世界に影響していくのが楽しみ」であるとするTikTok、長尺動画が浸透したすがたが楽しみである。

出典:TikTok

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