ブライアン 親ガチャ

登録者数280万人超えのYouTuberブライアンが、16日に投稿した動画『自分の体にタトゥーを彫っただけで親不孝? 何を持って親ガチャは当たりなの?【ブラ田斗司夫】』で、いま世間で話題になっている「親ガチャ」について独自の意見を述べた。

“親ガチャ”とは自分の両親や生まれた環境は選べない、完全な運任せだということを表した言葉なのだが、16日に放送された日本テレビ系『スッキリ』など、複数の情報番組でも取り上げられ注目を集めているワードだ。

そんな親ガチャについてブライアンは、同動画で自身が母子家庭で生まれたことに触れ、親ガチャは「ある」と断言。しかし「貧乏な環境は親ガチャでいう“ハズレ”ではない」とした。

こう発言した理由としてブライアンは自身の過去に触れ、「僕は個人的に学校で1番貧乏な母子家庭で生まれて、親ガチャで言ったら大ハズレの状態だったけど、あれダメこれダメと言われずに育った」といい、貧乏な環境でありながらも “ハズレ”ではなかったと説明した。

ブライアンの考える “ハズレ” の定義については、「やることなすことを否定して縛ろうとする親」とし、「そのせいで何にも興味を持てない子になってしまう」と持論を述べた。

一方で“当たり”の定義は「何をやっても褒めてもらえるという環境」とし、褒められた人は伸びるというピグマリオン効果を例に説明。

ブライアンは、ピグマリオン効果の反対にあたるゴーレム効果が、まさに親ガチャの失敗の原因になっていると話している。

ゴーレム効果とはブライアンいわく「他人に対して悪い印象を持って接することで、悪い成果の方へ向かう現象」のことであるが、ブライアンが言うには「これは親からかけられた呪い」だとし、このような状態にならないためには、「親の精神的余裕も必要」と述べている。

最後にブライアンは、「愛を持って接するなら子供を否定してはいけない。親だけは子供の味方であること」とし、最後まで子どもを否定せず育てることが、親ガチャでいう“当たり”を示すことだと述べた。

同動画は妙に説得力のある内容だとして、コメント欄では「親ガチャの話からめちゃくちゃいい話しだした感動した」など、肯定的な意見が集まっている。

文:sumika

出典:ブライアンチャンネル

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