"地元ノリを全国ノリに"と言うスローガンを掲げ、活動している男性5人組のYouTuber「コムドット」。文集で報じられた一連の騒動に際し、YouTubeでは詳細について沈黙を貫いていたが、『今回の騒動に関して謝罪させて下さい』と題した動画を28日に投稿。初めてこの一件について言及した。

連日報道されているYouTube「しばなんチャンネル」のあやなんの誕生日会にコムドットから参加したのは、リーダーである「やまと」とメンバーの「ひゅうが」、そしてマネージャーの「ぼん」だ。緊急事態宣言下のなか、YouTuber総勢31名が飲食店で深夜まで飲酒していたことが問題になっている。

動画の冒頭では「不適切な行動により、たくさんの方にご迷惑をお掛けしてしまい大変申し訳ございません」と謝罪。会に参加した理由を、「お世話になっている先輩の誕生日会というのもあり、純粋にお祝いしたい気持ちからだった」と語った。続いて参加しなかった残りの3名が、何故止められなかったのかについても言及。止められなかった理由として、「前提で止める止めないの判断がなかった。チーム力が欠けていた」と発言した。

ほかのYouTuberに比べ謝罪が遅れた件については、「僕たちの想像以上に事態が大きくなっており、全体を捉えた上で動画を投稿したいと思った」と説明。さらにコムドットは今年3月の緊急事態宣言下にもYouTuber同士で飲み会を行っていたことが問題となっただけに、2回目の宴会報道になったことも謝罪しており、「意識が低く、心のどこかで調子に乗っていた」と話した。

最後にこの件にマネージャーが参加していたことについて、本人である「ぼん」が動画に出演、「マネージャーとして自覚が足りなかった」と謝罪した。動画の最後にはメンバーそれぞれが改めて自身の口から思いを伝えており、「応援してくれるファンの皆さんを裏切ることをしてしまった」と涙ながらに後悔している様子を見せた。

登録者数が200万人を超える人気YouTuberということもあり、大きな注目と非難を浴びた「コムドット」。ファンからは温かい応援を受けるが、毎日続けていた動画投稿は休止、7月1日から再開予定だとしている。「真摯に活動を続けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします」と動画を締めくくった。

文：sumika