
『KaoruTV』の「お久しぶりです」は、約3年ぶりとなるKaoruの病状報告である。
うつ病とパニック障害を抱えながら6年目を迎えた彼女が、現在の状態と治療への思いを率直に語った。
現在も月1回の通院と服薬を続けるKaoruだが、症状は大きく改善している。
以前はバスや地下鉄で息苦しさに襲われ途中下車することもあったが、今では「最後にいつ症状が出たか思い出せない」ほど安定した日々を送る。
夫からも「薬を飲まなくても安定してきた」と見えるようになった。
しかし減薬に踏み切れない理由がある。過去に自己判断で服薬を中断した際、症状がぶり返し元に戻るまで数週間を要した経験だ。
「もしまたあの状態に戻ったら」という恐怖が、トラウマのように心に残っている。
良くなった自分と不安な自分が葛藤し、結局は一定量の薬を飲み続ける選択をしている。
Kaoruが最も伝えたいのは、早期受診の大切さである。
「心が弱いとかそういう問題じゃない」と断言し、少しでもおかしいと感じたらすぐに病院へ行き薬を飲んでほしいと訴える。
完全に崩れてから回復するのと、早期に治療を始めるのとでは、復活までの期間も幅も大きく変わる。彼女は紙の例えで説明した。
「綺麗な折り目のついていない紙をぐしゃっとしてから伸ばしても、前みたいに綺麗な1枚にはならない。端っこが少しぐしゃっとなった時に伸ばせば、まだ綺麗な部分は多い」。
いつか「薬を全部やめることができました」という報告ができる日を夢見て、気長に病気と向き合っていく。その姿が、同じ悩みを抱える誰かの希望になると信じている。
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