
『赤穂しゅな / 地理好きVtuber Shuna Ch.』の「【#収益公開】登録者4桁のVTuberは稼げる?時給を計算したら…"−○○円"でした【#赤字】」で、個人VTuber2年目の赤穂しゅなが12ヶ月分の収支を全公開した。
年間収入93万円に対し支出は99万円。最終的に6万円超の赤字という厳しい現実が明かされた。
収入の内訳は、スパチャとメンバーシップが44万円と最も多く全体の約48%を占める。
次いでグッズ関連が約43%だ。注目すべきは広告収益がわずか4万円で全体の4%にとどまる点である。
「個人VTuberの収益って広告よりも応援で成り立っている」と赤穂は語る。
一方支出は機材費38万円、グッズ発注費30万円、外注費25万円など。
将来への投資が大きな割合を占めた。365日毎日2時間活動したと仮定し時給換算すると、マイナス86円という衝撃の数字が算出される。
グッズは発注費を差し引くとわずか1万円程度の利益しか残らない。売れた分だけ儲かるわけではない現実も浮き彫りとなった。
それでも赤穂は「1時間86円で1年間楽しめる趣味ってコスパ良くないですか」と前向きに捉える。
副業VTuberとして本業で生活費を稼ぎながら、配信や制作を通じて多くの人と繋がり経験を重ねる。
「稼ぎたいと思って活動を始めると最初の数年で絶望するかもしれません」と率直に語る。
それでも「続けたいと思えるかどうか」が何より大切だと強調した。
この飾らない告白に「リアルすぎて心に響く」「応援したくなる」と共感の声が相次いだ。
夢を追う姿勢と現実のギャップ。その狭間で見つけた自分なりの答えが、画面の向こうで誰かの背中を静かに押している。
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