
『夜のひと笑い』の「盗聴器の犯人がガチでポップアップに来ました。」は、大阪で開催されたポップアップイベントで起きた予想外の出来事を報告した。
2日間のイベントには約400人のファンが訪れ、大盛況のうちに幕を閉じた。
しかし2日目、以前ぬいぐるみに盗聴器を仕掛けた犯人本人が直接謝罪に訪れるという、誰も予想できない展開が待っていた。
犯人は「こうくんのことが大好きだった」と動揺しながら告白し、出来心でやってしまったと涙ながらに謝罪した。
こうは当初、恐怖と戸惑いで言葉を失ったという。
顔は可愛らしい女性だったが、行き過ぎた愛は明らかに一線を越えていた。
「私が全部悪くて」と頭を下げる彼女を前に、怒るべきか、触れるのも恐ろしいのか、複雑な感情が渦巻く。
それでも動画撮影の許可は得られなかったが、この件を話すことは了承された。
最終的に今回は許すという決断を下し、今後ポップアップに来た場合は警察に通報する約束で話は終結した。愛と狂気の境界線がいかに曖昧か、改めて考えさせられる出来事だ。
一方で、ポップアップには北海道や福岡など遠方から駆けつけたファンも多数いた。
「いじめられていたけど動画で乗り越えた」「精神的にしんどい時期を支えられた」という手紙を読み、こうといちえは改めて活動の意義を実感する。
ラグビー観戦後に急いで来てくれた人、お年玉を信じて大金を使う学生、1日10万円使う熱心なファンまで、それぞれの思いがイベントを彩った。
東京と名古屋での開催も決定しているが、今回の件を受けてぬいぐるみの持ち込みは禁止となった。
ファンの温かさと、それを受け止める覚悟。この動画には、エンターテイナーとして生きる彼らの誠実な姿が映し出されている。
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