
『ホロライブ』所属のVTuber「さくらみこ」が、配信中に入り込んだ男性のくしゃみのような音について弁明した。
登録者数247万人を誇る彼女の配信に突如響いた音は、瞬く間にSNSで拡散され、憶測を呼んでいる。
事の発端は12月14日の配信終盤だった。
さくらの声が途切れた瞬間、BGMに紛れて明確なくしゃみが聞こえた。
さらに鼻をかむような音まで続き、視聴者は一斉に反応する。
「犬のくしゃみじゃない、人間そのもの」「まじで男のくしゃみ」とSNSには疑念の声が次々と投稿された。
くしゃみから鼻をかむまでの自然な流れが、まるで誰かがそこにいるかのような生々しさを醸し出していたのだ。
2日後の16日、さくらは「これ触れるか悩んだんだけど」と切り出し、音の正体は弟だと明かした。
配線作業のため自宅に来ていた弟が、うっかりくしゃみをしてしまったという。
弟からは落ち込んだ様子で謝罪の電話があり、さくらは「いつでもいろんな憶測が舞い込んでしまう。気にしないでくれ」と慰めたそうだ。
彼女は「前から『みこちゃん子どもできたんちゃうか』とか、なんでもね、変なこと言われちゃうから」と、日頃から根拠のない噂に悩まされていることを吐露した。
しかし、弟の説明で一件落着とはならなかった。
「くしゃみ」や「鼻」といった単語を含むコメントが削除されているという報告が相次いだからだ。
「仮に弟だとして、なんでコメントを消したの?」「ただのくしゃみなら、なぜ『くしゃみ助かる』まで削除されるのか」と、疑問の声は収まらない。
説明すればするほど深まる謎、消されたワードの意図。
ファンたちの胸には、言葉にならない違和感だけが残り続けている。人気VTuberの私生活を守る壁と、真実を知りたいファン心理の狭間で、この騒動はまだ終わりを迎えていない。
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