
『ばんばんざい』の「旦那が帰ってこないのでぎしの嫁に呼ばれました」は、メンバーみゆがぎしの妻・みゆみゆのワンオペ育児を手伝うために自宅を訪れ、ミニぎしと触れ合いながら夕食を作る様子を収めた。
前回愛犬のハルの面倒を見てもらった恩返しとして、今度は自分が助けに行くという友情の物語が展開される。
初めての育児体験が教えてくれる母親の偉大さ
離乳食をあげるシーンでは、みゆが慣れない手つきでミニぎしに肉じゃがを食べさせる。
スプーンを口に運ぶたびに「美味しいね」と声をかけ、食べこぼしで服が汚れても笑顔を絶やさない姿が印象的だ。
「ママってすごい。毎日は絶対無理」と本音を漏らすみゆの言葉に、育児の大変さが凝縮されている。
カーテンで遊ぶハルちゃんを見守りながら、みゆみゆとの会話も弾む。
仕事と育児の両立、恋愛観、日常の悩みまで、女性同士ならではの深い語らいが続く。
手作りオムライスに込められた思いやりの心
夕方、みゆはみゆみゆのためにオムライスを作ることを決意する。
「本当に決まった人にしか料理を作らない」と語る彼女が、友人のために腕を振るう様子は感動的である。
白菜のサラダ、柔らかく焼いた鶏肉、そしてハート型に仕上げたオムライス。
フライパンから卵を剥がす緊張の瞬間、少しくっついてしまっても「これも愛情」と笑い合う二人の関係性が温かい。
「こんなご飯作ってくれるなんて久しぶり」と喜ぶみゆみゆの笑顔が、この企画の全てを物語っている。
友情とは、困った時に駆けつけ、共に笑い、支え合うこと。一枚のオムライスが、その真実を静かに教えてくれる。
出典:ばんばんざい
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