
『SeikinTV』の「やりすぎてしまいました」は、Hikakin&Seikinのアーティスト活動10周年を記念したベストアルバム発売を祝う特別企画。
1950年代製の巨大なロンドンバスをラッピングし、渋谷や原宿を予告なしで走行するという前代未聞の試みが展開される。
レトロバスが現代の街を彩る!大胆な宣伝作戦の全貌
75年前に製造されたロンドンバスの2階部分はオープンカー仕様で、秋晴れの空の下を疾走する姿はまるで異国の街角を切り取ったよう。
車体全面に施された鮮やかなラッピングには、ミュージックビデオの衣装そのままの2人の姿が映し出される。
渋谷のスクランブル交差点では通行人が次々と足を止め、原宿の竹下通りでは外国人観光客までもが笑顔で手を振る光景が広がった。
道中で野球少年たちが練習の手を止めて歓声を上げ、マクドナルドのドライブスルーから店員が気づいて反応するなど、街全体が祝祭ムードに包まれる。
プリクラ撮影やわた飴を受け取るシーンでは、スターでありながら親しみやすい2人の人柄が垣間見える。
10年の歩みが生んだ奇跡の瞬間「人生で見たことない景色」
「人生で一番スターになった気分」「メジャーリーガーかオリンピック金メダリストみたい」と2人が振り返るほど、この日の反響は圧倒的だった。
予告なしのゲリラ走行にもかかわらず、渋谷では1000人規模の人だかりができ、みんなが笑顔で手を振ってくれる。
原宿ではお土産を手渡され、新潟から来たファンとの触れ合いもあった。
10年間積み重ねてきた活動が、この瞬間に結実したのだ。
バスの爆音とともに流れる楽曲、秋風に吹かれながら見下ろす東京の街並み、そして何より応援してくれる人々の温かさ。
75年の時を超えたバスが運んだのは、音楽への情熱と感謝の気持ちだった。
出典: SeikinTV
コメントする