ハウスダスト
ハウスダスト

『ハウスダスト』が「【流産】幸せな事ばかりじゃないね、つい最近流産を経験したので思う事と身体の事を話してみました。」を公開し、妊娠から流産までの経緯を赤裸々に語った。

結婚ラッシュや妊娠ラッシュに沸くYouTube界で、あえてリアルな体験を発信した背景には「同じ経験をした人が少しでも楽になれば」という切実な思いがある。

体のだるさや胸の張りといった異変を感じ、妊娠検査薬を試したところ、くっきりとした陽性反応が出た。

検査薬を手に夫のもとへ駆け寄り、二人で喜びを分かち合ったのもつかの間、病院で告げられたのは「稽留流産」という診断であった。

「ルンルンで赤ちゃんを見に来たのに、数十分後には手術で取り除くか自然に流れるのを待つか選択を迫られた」と当時の衝撃を振り返る。

トイレで気づかず流してしまう可能性を避けるため、手術を選択した。

妊娠中に喉の手術のために局所麻酔をしたことや頭痛薬の服用を後悔したが、医師からはほとんど影響がないと説明を受けた。

全ての行動を流産と結びつけて自分を責め続け、生活リズムが崩れて不眠状態に陥ったという。

「自分で解決しようとして元気に振る舞っていたが、今回はできなかった」と弱音を吐く姿が痛々しい。

「YouTubeで流産と検索しても、こうしたリアルを発信している人がいなかった」ため、同じ経験をした人の支えになりたいと公開を決意した。

しかし、視聴者からは「勇気ある発信に感謝」という共感の声とともに、「まだ体調が万全じゃないのに無理しないで」「ゆっくり休んでほしい」という心配の声が相次いでいる。

手術後もお腹の痛みが残り、メイクさえ久しぶりという状態での撮影に、「心配」「もっと自分を大事にして」というコメントが溢れた。

「この動画を出した日から完全に戻ろうという意思を決めた」と語る彼女だが、「授かり物だから待っていよう」と前を向きながらも不安を隠せない様子である。

幸せな報告だけがすべてではない。つらい経験を共有する勇気と、それを温かく見守るファンの存在がハウスダストを支えている。

出典:ハウスダスト | 公式YouTubeチャンネル

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