トランプ政権でも下がらない!NY在住日本人が明かす家賃高騰と物価上昇の二重苦

『地獄海外難民ch』の「トランプ政権になって約1年…生活費は本当に下がったのか.. 」は、ニューヨーク郊外で妻と子供2人と暮らす日本人大工が、トランプ大統領が公約した生活費削減が実現したのかを赤裸々に検証。

家賃、食費、ガソリン代など具体的な数字を示しながら、アメリカの物価高騰の実態に迫る。

トランプ大統領は食費を下げると公言していたが、現実は厳しい。

月間生活費は5372ドル、日本円で約80万円に達する。内訳は家賃2200ドル、食費800から1000ドル、車のローン600ドル、ガソリン代396ドルなど。

「外食費は0円です」と語る言葉からは、節約を強いられる日常が伝わってくる。

2年前の動画では月4929ドルだったことから、物価が確実に上昇していることが分かる。

唯一の朗報はガソリン代で、バイデン政権時は1回の給油に30ドルから35ドルかかっていたが、現在は22ドルほどに下がった。

しかし、家賃は1900ドルから2200ドルへと値上がりし、食費も再び増加傾向にある。

「賃貸のデフレが来ると言われていますが、しっかり家賃が上がっています」という指摘には、アメリカ経済の矛盾が凝縮されている。

失業を経て大工として現場復帰を果たしたものの、配信者を待っていたのは厳しい現実だった。

見習い期間が長すぎたため技術が身につかず、「使えなすぎてほぼ材料の運搬しかやっていません」と自嘲する。

現場では同僚から無視され、材料を持ち上げる時には壁を叩かれて合図される始末。

「言葉が通じないと思われたのか、動物のように扱われています」という告白には、移民労働者としての苦悩が滲む。

さらに追い打ちをかけるように、副業のハンディマン事業も不況の影響で問い合わせが激減。

「僕の仕事が下手くすぎて悪い噂が広がった可能性」と自己分析し、「絶望いたします」と繰り返す姿に胸が痛む。月収がちょうど生活費と同額で、妻の親からの借金返済も抱える配信者。フードデリバリーの副業をやめたくても、「アメリカではいつ解雇されてもおかしくない」という不安から続けざるを得ない。トランプ政権の公約とは裏腹に、アメリカンドリームの影で必死に生きる日本人の姿がそこにある。

出典:地獄海外難民ch | 公式YouTubeチャンネル

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