
『猫又おかゆ』の配信で、活動休止を発表した戌神ころねへの本音が語られた。
登録者226万人を超える人気VTuber・ころねは家族の療養に専念するため休止を決断。
その知らせを受け、長年共に活動してきたおかゆが涙ながらに胸の内を明かす姿が大きな反響を呼んでいる。
配信では「早く帰ってきてほしい」という言葉を飲み込みながら、仲間を思いやる優しさがあふれ出た。
「もちろん寂しい気持ちはあって」とおかゆは正直に語り始める。
事前にころねから連絡を受けていたものの、それを自分から伝えるべきではないと判断していた。
言葉を選びながら、「自分の気持ちと家族の気持ちを大事にしてほしい」と繰り返す。
実はおかゆ自身、ころねの家族と面識があったという。「僕よりももっときっと頑張ってるから」と声を震わせる場面では、画面越しにも伝わる深い絆が感じられる。
ころねの母親を「こっちのママみたいな存在」と表現し、「若いのに東京に1人で出てきて本当に偉いよ」と励まし続けてくれた思い出を語った。
家族ぐるみの関係性だからこそ、複雑な感情が込み上げてくる。「寂しい時は寂しいって言っていいんだよ」と自分に言い聞かせるように呟く姿が印象的だった。
リスナーからは「いつまでも待ちます」「ご家族との時間を大事にしてください」という温かいメッセージが次々と寄せられた。
それらを読んだおかゆは「こんな優しいみんながそばにいてくれて本当にうれしいよ」と感謝の言葉を口にする。
さっきまで明るく笑っていたのに急に涙ぐむ様子に、「人の心は複雑だね」と自嘲気味に呟いた。
「帰ってきた時に少しでも帰ってきやすいように、みんなで笑顔で待ってようね」という呼びかけには、仲間を支えたいという強い決意がにじむ。
配信後半、涙のせいで鼻が詰まってしまい「鼻詰まってきたわ」と照れくさそうに笑う場面も。
この一連の流れに、ファンからは「おかゆの優しさに泣いた」「こういう関係性が素敵」といった声が殺到している。
待つことしかできない寂しさと、大切な人を思いやる温かさ。その両方が交差する配信は、見る者の心を静かに揺さぶり続けている。
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