
『りゅなりさ』の「旦那にキレました、もう限界です。」は、赤ちゃんを連れて出かける準備中に起きた夫婦喧嘩の一部始終を収めた動画。妻のりさが夫のりゅなに対し、日頃の「遅い」という言葉に我慢の限界を訴える。
出産後初めてとなる本格的な喧嘩は、多くの育児中の夫婦が共感できるリアルな問題を浮き彫りにしている。
買い物に出かけようとする車内で、りさは堰を切ったように不満を口にする。
「毎回毎回りさの準備が遅いみたいな言われるのもう限界」という言葉には、日々の小さなストレスが蓄積した重みがにじむ。
赤ちゃんのおむつ替えやミルクの準備、UV対策など、見えない育児タスクは山積み。
「自分だけだったらすぐ出れるのに」とりゅなが言えば、「この子の準備があるから時間かかってる」とりさは反論する。
柔らかく伝えても流されてしまう現実に、彼女は声を荒げるしかなかった。
りゅなは自分もエンジンをかけたり抱っこ紐を確認したりしていると主張するが、りさからすれば「自分の準備だけ」に映る。
喧嘩したくないからと我慢を重ねた結果、感情が溢れ出す瞬間は痛々しくも説得力がある。
喧嘩の後、2人はロピアで買い物を楽しむ。1万5千円分の食材を前に「楽しかったからご機嫌になった」とりさは笑顔を見せる。
りゅなも「本当にごめんなさい」と何度も謝罪し、自分のせっかちな性格を反省。
「父親に慣れてない」という言葉には、育児における夫の成長過程が表れている。
チーズやホルモン、ローストビーフ寿司など大量の戦利品を紹介しながら、2人は次第に普段の仲良し夫婦に戻っていく。
「不満があったらちょこちょこ殴り合おうぜ」というりゅなの言葉に、「拳で語るのか」とツッコむりさ。
溜め込まずに伝え合うことの大切さを、彼らは身をもって学んだ。
完璧な夫婦などいない。大切なのは素直に気持ちを伝え、歩み寄ること。
この動画は、すべての夫婦に勇気を与えてくれる。
コメントする