ナレソメ予備校の婚活戦略
ナレソメ予備校の婚活戦略

『ナレソメ予備校』の「なぜ結婚しない若者が増えているのか?婚活のプロと徹底討論!」は、評論家の岡田斗司夫氏を迎え、現代の婚活事情と結婚観について本音で語り合った。

婚活戦闘力診断で知られるナレソメと、独自の恋愛市場理論を持つ岡田氏が、忖度なしで結婚の本質に迫る。

岡田氏が提示したのは、結婚を「弱者の逃げ場所」と位置づける衝撃的な視点だ。

人生で勝っている人は結婚する必要がなく、最上流階層は義務として結婚し、中間層のコミュニケーション能力が高い人々も結婚という税金を払わずに済む。

「子供の頃から負けそうだったらやらないという修正がずっとついているZ世代は、それは結婚しませんよ」という指摘は、若者の結婚離れの本質を突いている。

配偶者次第で幸福にも不幸にもなるという博打性の高さが、リスク回避志向の若者を遠ざけているのだ。

岡田氏自身は結婚と育児の経験を「ギリギリ負える負荷を背負ってる感じ」と表現し、達成感はあったものの、育児が終われば結婚を続ける理由はないと語る。

ナレソメ側が提唱するロジカルラブに対し、岡田氏は「幸せな結婚を作るよりも不幸な結婚を作らない」アプローチだと評価した。

婚活戦闘力という数値化された客観指標は、まさに「仕方なく婚活」する人々の最強の武器になると分析する。

世の中にロマンティックなイデオロギーが蔓延している理由について、岡田氏はスマホの普及で人々が現実を見なくて済むようになり、夢の世界に浸る割合が増えたからだと説明。

「夢を見ることが勝利で、現実に目を向けることが敗北」という価値観の転換が起きているという。

江戸時代的な「今日楽しければそれでいい」という生き方こそが、ある程度繁栄した社会の着地点なのかもしれない。

出典:ナレソメ予備校の婚活戦略 | 公式YouTubeチャンネル

おすすめの記事