『kimonoちゃん【シン】』の「【不倫突撃】チャンネルが削除された件について【kimonoちゃん】」は、1年3カ月積み上げてきた活動が突然消失したkimonoちゃんの告白である。

警告メールもペナルティも一切ない状態で、10月10日にメインチャンネルがBAN（停止）され、登録者24万人が一瞬で消えた。

昨年7月には63万人のチャンネルを失い、今回が2度目の大規模削除。

彼は動画の中で「何かがYouTubeの中でダメだったんだと思います」と淡々と語りながらも、視聴者に向けて「誰か本当に助けてください」と訴えている。

生配信で視聴者の相談に乗るスタイルで人気を集めていたkimonoちゃんだが、過去には公式切り抜きチャンネルや音楽活動用チャンネルも次々とBANされてきた。

昨年11月には著作権侵害の申し立て、今年2月にはガイドライン違反、9月にも音楽チャンネル削除と、この1年で5つものチャンネルを失った計算になる。

一部では、未成年リスナーとのトラブルや配信内容が集団いじめと見なされた可能性が指摘されているが、本人は「特に心当たりがない」としながらも深く反省の意を示す。

1人で運営する配信者にとって、積み上げた信頼と数字が一夜にして消える恐怖は計り知れない。

YouTubeのアルゴリズムは時に非情で、説明なき削除は配信者を孤立させる。

「大変申し訳ないのですが、新しくチャンネルを作りました」という言葉には、何度倒れても立ち上がる配信者の覚悟が滲む。

視聴者からは「応援しています」「また登録します」という温かい声が寄せられる一方で、「もう無理じゃないか」という厳しい意見も。

彼は「視聴者さんの力が必要です」と率直に支援を求め、再スタートへの道を模索している。

音楽活動と配信を融合させた独自のスタイルを持つkimonoちゃんにとって、YouTubeは表現の場であり生活の基盤でもある。

この動画自体も削除される可能性があると語る彼の言葉は、プラットフォームに依存する配信者の脆さを浮き彫りにする。何度消されても諦めない姿勢が、彼の最大の武器かもしれない。