
『ジョーブログ』のアパレルブランドをめぐるトラブルに、『KENZO【新宿109】』の健造が介入し、音信不通となっていたデザイナー本人への突撃を敢行した。
10月発送予定の商品が全て届かなくなるという深刻な事態に、YouTuber同士の絆が光る展開となった。
消えたデザイナー、積み上がる請求書の謎
事の発端は、ジョーブログが委託していたアパレル業者との間に生じた深刻なトラブルである。
10月発送予定だった予約商品が全て発送不可能になり、ファンへの約束が果たせない状況に追い込まれた。
サンプル代だけで80万円近くが発生し、届いていない商品への請求書も次々と到着する。
KENZOは大阪・西成に駆けつけ、ジョーブログの窮状を目の当たりにした。
「ファンの人たちがすごく楽しみにしてくれている。赤字でもいいから届けようと考えたが、それすらできない」というジョーブログの言葉には、クリエイターとしての責任感と悔しさがにじんでいた。
店舗に張り込み、閉店時間を待つ緊張の瞬間。健造は慎重に対象者の後を追い、人目につかない場所で突撃のタイミングを計る。
真相究明へ、譲れない一線を守り抜く対決
対峙した業者は「言った」「聞いていない」の応酬を繰り返し、LINE上に証拠が残っていないことを盾にとる。
サンプルの確認不足、発注数の認識のずれ、連絡の途絶など、双方の主張は平行線をたどった。
しかしジョーブログの「ファンの気持ちを踏みにじっている」という言葉に、業者も最終的には非を認め謝罪する。
翌日には一転して支払いに応じる連絡が入り、KENZOの働きかけが実を結んだ形となった。
動画後半では、ジョーブログからKENZOへ感謝の言葉が贈られる。
「被害者の気持ちが分かった。弁護士に依頼しても意味がない状況で、KENZOがいることで救われる人がいる」。
突撃系YouTuberの草分け的存在からのこの言葉は、トラブル解決の新たな可能性を示している。
困難な状況でも諦めず、正面から向き合う姿勢こそが、この動画最大のメッセージである。
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