
『せーけんわーるど』の「Uber今12時間ガチったらいくら稼げる?《1日フル稼働・2025年版》」は、都内で配達員が12時間フル稼働に挑戦した。
2年前の同様企画では13時間30分で3万円超えという結果だったが、報酬改定により環境が厳しくなった現在、果たしてどれだけ稼げるのか。
配達員せーけんが体を張って検証する様子が克明に記録されている。
日曜日の配達は想像以上に過酷な戦いとなった。
稼働開始直後から、スマホの動作が重くなるトラブルに悩まされ、濡れタオルで冷却しながらの配達を余儀なくされる。
それでもお昼のピークタイムの威力は絶大で、開始から2時間で時給2816円という驚異的な数字を叩き出している。
特に3件まとめて配達するトリプル案件を厳選し、調理待ちが発生した店舗は即座にキャンセルするという戦略的判断が功を奏した。
配達員たちの間では「日曜日はバーガーキングがパンク状態」という情報も飛び交い、効率を重視した店舗選択の重要性が浮き彫りになった。
単価の高さに魅力を感じながらも、「階段オンリーで4階以上」の物件が続出し、体力的な消耗は激しい。
配達の過酷さを象徴するように、スマホの動作不良は継続し、機械との格闘も配達員の日常となっている。
夕方以降は状況が一変し、単価が100円台まで急落する厳しい現実が待っていた。
深夜22時を過ぎると「注文の取り合い」状態となり、最低報酬320円の案件でも貴重な収入源となる。
特に印象的なのは、タピオカ1個を12km先まで届ける案件や、みたらし団子2つのために13km走破するなど、都内配達の不思議な注文パターンである。
また、普通のアパートで営業するゴーストレストランの発見や、「ご飯炊いてるから10分待って」という店舗の実情など、配達員ならではのリアルな体験談が満載。
最終的に12時間で41回配達、走行距離181km(東京-静岡間相当)という数字が、この仕事の過酷さを物語っている。
検証結果は2万8332円(時給2361円)となり、2年前とほぼ同水準を維持した結果となった。
コメントする