
『夜のひと笑い』の「付き合ってた時のTikTok見返したら鳥肌と吐き気止まらんw」は、現在は仕事のパートナーとして活動する元恋人同士が、交際していた6年前のTikTok動画を見返すという企画。
2019年当時19歳だった2人の甘酸っぱい恋人時代の映像を、現在25~26歳になった本人たちが客観視するという構図が絶妙な気まずさと笑いを生んでいる。
パピコを買ってきてあげるシーンやディズニーデートの様子など、典型的なカップル動画に対する2人の反応は見ているだけで背中がムズムズする内容だ。
最も印象的なのは、文化祭で彼女のダンスを応援する彼氏の姿や、成人式で「君の未来を」を歌う真剣な表情など、青春時代特有の純粋さが詰まった映像である。
「寒すぎる」「無理や」と連発しながらも、当時の記憶を辿る2人の様子からは、複雑な感情が垣間見える。
特に髪型や体型の変化に対するしんらつなツッコミは、現在の関係性だからこそ言えるリアルなコメントとして機能している。
6年という月日が流れた今だからこそ笑い話にできる距離感が、この企画の絶妙なバランスを生み出している。
元恋人同士でありながら、現在も仕事パートナーとして活動を続ける2人だからこそ成立する企画と言えるだろう。
「こんな時代あったよね」「元カレ元カノと一緒に昔の写真見るのって絶対無理」という反応が続出し、多くの視聴者が2人の関係性に興味を示している。
特に最終的に「見たかったら自分で見ろ」「なんで俺らが恥の思いしなあかんねん」と視聴者に丸投げする展開は、本当に恥ずかしくて最後まで見られない2人の心境がリアルに伝わってくる。
元恋人同士が現在も良好な関係を築いている証拠として、お互いを遠慮なくいじり合う様子も話題となっている。
過去の甘い思い出を笑いに変えて前向きに捉える姿勢は、別れた後も仕事パートナーとして成功している2人の成熟した関係性を象徴している。
青春の恥ずかしさを共有できる相手がいることの貴重さを感じさせる企画だ。
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