
『KENZO【新宿109】』の「【神回】六本木で豪遊中のクソ詐欺師を尾行して突撃してみた!」は、腕時計投資詐欺を続ける川村基誓を六本木で発見し、16時間に及ぶ壮絶な張り込みから激しい対峙に発展する神回である。
被害者30人以上、総額数千万円の被害を生み出した詐欺師との因縁の対決が、東京の夜に繰り広げられる。
「海で落とした指輪を素手で探すような作業」と語られた川村探しは、まさに不可能に挑む戦いだった。
しかしKENZOの驚異的な直感と執念が、六本木の人混みから確実に川村を見つけ出す。金髪センター分け、白い靴、特徴的な歩き方まで完璧に一致した瞬間、「確実に川村です」という確信に満ちた声が響く。
クラブに入る川村を発見したKENZOは、被害者との連絡を取りながら慎重に作戦を練る。
「新橋から六本木まで直線距離で2.5km」という近距離にいた被害者も駆けつけ、ついに対峙の時が訪れる。
16時間という異常な長時間張り込みの末、川村がクラブから女性と共に出てきた瞬間、運命の歯車が回り始める。
「お前のせいで人生壊されとんだぞ」という被害者の叫びが六本木の夜に響く。
200万円を騙し取られ、親に土下座して借金を肩代わりしてもらった被害者の怒りは凄まじい。
川村は「友達なんです」と必死に言い訳するが、「友達関係ない」と一蹴される。
ロレックス投資詐欺の手口から保険金詐欺まで、川村の悪質な手法が次々と暴露される中、逃げ回る川村の醜態が露呈する。
「自己破産しとんぞ、お前のせいで」「大学やめた人もおるんだよ」という被害の深刻さが明らかになる一方で、川村は最後まで責任逃れに終始する。
警察署の隣のビルに逃げ込む川村の姿は、まさに追い詰められた詐欺師の末路を象徴している。
KENZOの粘り強い追跡と被害者の勇気ある告発により、川村の実態が白日の下にさらされた瞬間だった。
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