Kevin's English Room / 掛山ケビ志郎
Kevin's English Room / 掛山ケビ志郎

『Kevin's English Room / 掛山ケビ志郎』の「日本に来た留学生の中でエリートだけが働ける憧れのアルバイトが意外すぎる」では、外国人留学生が憧れる日本のアルバイトランキングを紹介している。

日本人の感覚とは大きく異なる価値観が浮き彫りになり、働くことの意味を改めて考えさせられる内容となっている。

日本独特の文化体験が魅力!コンビニから旅館まで

留学生コミュニティでステータスが高いとされるのがコンビニエンスストアでの勤務である。世界的に有名な日本のコンビニは「天国のような場所」として認識され、複雑な業務をこなせることが尊敬の対象となっている。

そして居酒屋では「お祭り感」あふれる雰囲気に魅力を感じ、日本人との距離の近さから友達作りの場としても期待されている。

お弁当屋さんでは「キャラ弁を作らせてくれ」と店長に直談判する留学生もおり、日本文化への純粋な憧れが表れている。

旅館も人気であり、接客は「おもてなし」文化を体現できる究極の日本体験として、最高レベルの評価を受けている。

修行文化とテクノロジーが生む特別なステータス

留学生の中で、さらに上位に位置するアルバイトはラーメン屋での修行体験である。

日本特有の厳しい修行文化を「サバイバル」として捉え、それを生き抜いた証としてのステータスを重視している。頑固親父に認められた「弟子入り成功者」として、留学生コミュニティ内で最高の敬意を集めているという。

回転寿司では「ジャパニーズテクノロジー天国」として、全自動化されたシステムの中で働く体験に魅力を感じている。またニセコや白馬などのスキーリゾートでは都市部出身者が日本の美しい山景色にあこがれを抱き、毎日絶景を見ながら働ける環境を求めている。

これらの選択は時給の高さではなく、働く喜びと文化体験を重視する外国人ならではの価値観を反映しており、私たちが忘れがちな「働く意味」を思い出させてくれる。

出典:Kevin's English Room / 掛山ケビ志郎

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