ラランド
ラランド

『佐久間宣行のNOBROCK TV』の「【取り巻き20人ドッキリ】ラランドサーヤが裏で絶対服従の取り巻きを20人連れていたら?ラストニシダが謀反を起こす!」は、カナダ留学から帰国したばかりの俳優・タレント海老野心さんを狙い撃ちした壮大なドッキリ。

事務所社長として君臨するサーヤと、20人の取り巻きが演出する異常な世界観に、海外生活が長かった海老野さんは「日本の芸能界ってこんなことになってたの?」と翻弄される。

まさかの権力者ぶり!サーヤの絶対君主演技が圧巻すぎる

この企画のみどころは、サーヤが見せる完璧な権力者演技である。

「レモンジャム」という謎の合言葉で盛り上げる専門スタッフ、毒見担当、占い師まで揃えた社長の取り巻き軍団の前で、海老野さんは現実感を失いそうになる。特に印象的なのは、サーヤがコーヒーを欲しがった際の展開。相方のニシダに買い出しを命じ、「なんで俺なんだよ」と抗議するニシダを一喝する様子は、本当の上下関係があるかのようなリアリティ。取り巻きたちも完全にサーヤ寄りの態度を貫き、ニシダを「業務委託」扱いする設定の細かさ。

海老野さんも「本当は仲良いのかと思ってた」と困惑を隠せず、視聴者も一緒になって「これ本当なの?」と疑心暗鬼になってしまう。普段のほんわかした印象とは正反対の、冷酷な権力者を演じきるサーヤの演技力は必見。

友情か保身か?ニシダの反乱劇が暴く人間の本質

物語のクライマックスでは、ついにニシダが社長解任決議を提起する大逆転劇が展開される。

「盛り上げ担当が泣いてるぞ」と叫び、取り巻きたちの待遇改善を求めて立ち上がるニシダの姿に、海老野さんも「おお」と身を乗り出す。しかし、サーヤが具体的な待遇改善案を提示すると、取り巻きたちは手のひらを返したようにサーヤ支持に回る現実的すぎる展開に。

特に「枕担当」の坂本が「ボーナス出るっておっしゃってたんで」と冷静に判断する場面では、視聴者からも爆笑の声が上がっている。最終的にクーデターは失敗に終わり、ニシダは楽屋から追放される結末に海老野さんも唖然。

カナダから帰国して初めて見る日本のバラエティの洗礼を、まさかこんな形で受けることになるとは誰も予想できなかっただろう。この壮大なドッキリを見れば、ラランドの演技力と企画力に改めて驚かされるはず。

出典:佐久間宣行のNOBROCK TV

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