脱・税理士スガワラくんが飲食業界を語る!!ラーメン屋の倒産が急増中!?

「脱・税理士スガワラくん」チャンネルの菅原由一が、ラーメン屋の倒産が増加していることについて語った。飲食業界の難しさや、生き残るためにするべきことを話している。

物価高や人件費が原因で倒産急増中

菅原由一は、2024年の1月〜9月までに倒産したラーメン屋の件数は、47件だったと話した。

法的手続きが行われたものを倒産といい、自ら辞める場合は廃業になる。そのため、廃業の方が圧倒的に多い。だが、ラーメン屋は倒産が増えているという、恐ろしい状況なのだ。

倒産が増えた理由は、物価高である。2年前と比べて、原材料費が15%ほど高くなっていると菅原由一は話す。

そのうえ、人件費も高い。飲食店は、安い人件費で人を回すというビジネスモデルなのに、最低賃金が上がっているうえ、人手不足なので賃金を上げなければならないのである。

生き残るためには「多店舗展開か超高級志向」

水道光熱費も高騰していて、インボイス制度もあり、ラーメン屋は苦しいのだ。だからといって値段を上げても、問題は解決しない。

菅原由一は、「1,000円以上出すならラーメンじゃなくても良いんじゃないのって話」と言う。気軽に食べられる値段だからこそ、通うのだ。

競争も激化しているので、生き残るのは厳しい世界なのである。また、コロナ融資で倒産するケースや、雇用調整助成金がなくなってしまい倒産するケースもあるという。

本来、人気がなく廃業するような店が、コロナ禍で雇用調整助成金を貰い延命していたのだ。そういう店の廃業が増えていると菅原由一は語る。

そして、生き残るためには何をするべきかという質問に、「多店舗展開か1店舗で超高級志向」と答えていた。

個人店は辛い状況だ。今後も物価高は続き、経営が苦しくなると予想される。しかし、人気店は値段を上げても行列ができるのだ。生き残るために、人気店を目指してほしいところである。

出典:脱・税理士スガワラくん

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