わっさむと巨大ウツボ

釣りや車中泊の投稿が話題の「わっさむチャンネル」から、『巨大ウツボが釣れたので料理していただきます!』という動画が公開され、話題を呼んでいる。ほんの一部の地域でしか食されないというウツボ、その調理の様子は想像をはるかに超えるインパクトがあるようだ。

今回わっさむが調理をするのは、彼女の背丈の8割ほどあるであろう巨大なウツボ。頭から尾のさきまでツヤツヤとした光沢を放ち、見るからに弾力感のあるウツボを、わっさむは3枚に下ろし始める。目打ちをほどこされ、まっすぐに横たえられたウツボの断面はのっぺりと平らか、分厚い身の白濁からは重みが感じられる。背骨を除き終えたわっさむが半身を持ち上げると、引きはがされた肉の表面からは“クチャリ”という音がたつ。胴から尾まで伝うヒレ、腹がわと背がわに流れる2本の骨が切りとられると、ウツボは可食部のみとなった。

そこからまず、わっさむが調理をするのは「ウツボのたたき」だ。わっさむがバーナーで火を当てると、灰色の表皮はいきおいよく収縮しながら黄褐色から茶褐色へと変化し、大きさは元の3分の2ほどへ。ちなみに肉の部分が火に当たると白身魚のように白さを増し、ほんのりと茶色い焼き目がつく。仕上げにわっさむは、炙ったウツボを冷水で締め、食べやすい大きさに切り分けた。

つぎに取りかかったのは「ウツボのからあげ」だ。刻まれたウツボの身に、わっさむがからあげ粉をまぶして油に投入すると、鍋からは油のはねる音が静かに流れる。その見ためは白身魚のフライと変わらないが、果たして味はどうだろうか……。

食卓にウツボ料理を並べたわっさむは「柄が完全にウツボです」と紹介すると、出来たてのウツボのからあげを口に運んだ。サクサクという食欲をそそる音を立てた口からは、「身がふわふわ」「皮の脂がトロッとしている」という感想が語られる。ちなみに、最初に調理されたウツボのたたきについてわっさむは、「大きくてぷるんぷるん」「ポン酢と合う」と感嘆した様子だった。

「まだたくさん残っているので少しずつ食べていきたいと思う」と最後にコメントを残したわっさむ、今後はどんな珍魚を調理して食してくれるのか楽しみである。

出典:わっさむチャンネル

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