愛知県警高速隊の密着動画が公開されており、再生回数が急増している。警察を無視して走行する、悪質ドライバーの処分が物議を醸しているのだ。
スピード違反で反則金を値切る運転手
高速隊は、覆面パトカーで名古屋第二環状自動車道を走る。前を走る高級車が加速しているのを確認して、サイレンを鳴らした。
隊員がスピード違反だと言っても、高齢の運転手は疑っている。運転手は、制限速度(時速60㎞)をわかっていたが、98㎞で走っていたと説明を受けたところ、「本当!?」と驚いた。
だが、運転手はのんきにあくびをする。高速隊が反則金は35,000円だと言ったところ、「まけてって言ったらまけてくれたの?」と値切り始めた。悪いことをしたという意識が足りていないようだ。
悪質ドライバーは逃走!処分に「逃げ得」の声も
次は事故だった。事故が発生したという通報が入り、高速隊は現場に急ぐ。現場ではSUVが横転しており、隊員は車を撮影しながら「なぜこうなる」と呟いた。
料金所に入る前、壁にぶつかって横転したという。運転手は家族連れの30代男性だ。眠気があり、ハンドル操作を誤った。しかし、幸いなことに男性と家族は負傷せずに済んでいる。
最後は、速度違反をして止まるように指示されるも無視をするという、とんでもない車が相手だった。減速するように何度も訴えるが、一切指示を聞かないのだ。
追跡を断念した高速隊は、車のナンバーなどから運転手を突き止める。運転手は名古屋市在住の50代会社員(男性)だった。高速隊は男性の自宅に突撃して、スピード違反の切符を切っている。
男性は、「パトカーとは気づかなかった」と言い訳していた。悪質だ。しかし、35,000円の反則金を支払うだけで済んでいる。
そのため、「免停にしてください!」「逃げ得じゃん」という声があがった。生ぬるい処分だ。スピード違反を抑止するためにも、より厳しい処分にすべきである。
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