世界を旅するYouTuber「Bappa Shota」が今回訪れた国はシンガポール。世界一物価が高いと言われるシンガポールに日本円1万円を持って48時間の滞在を楽しむ。果たしてどれくらいで1万円が消えてしまうのか。
一瞬で消える1万円!
まずはシンガポール・チャンギ空港でSIMカードを購入しようとするが最低価格が50S$(約5190円)という値段の高さにひとまず諦め空港で両替だけ行い日本円1万円は97S$になった。宿まで電車を使って移動する。その電車賃は1.90S$だった。シンガポールは国土が狭く、人口密度も世界第2位であるため渋滞が起こりやすい。よって新車の価格を日本の8倍ほどの価格に設定したり高い関税をかけ、その代わり公共交通機関は安くなっているようだ。そして到着した宿は個室のあるホテルの中から1番安いものを選びその価格は1泊約7700円。1番安い部屋でこの価格は高いと言えるだろう。セブンイレブンで麦茶とおにぎり(チキンプルコギ味)を購入。合わせて約530円だ。軽食を済ませて次にご飯が安いという屋台街「マクスウェル・フードセンター」へやってきた。シンガポールのビール約730円、ラッサというシンガポールの麺料理は約520円、チキンセット約520円を注文。ここで日本円1万円は使い切ってしまった。
現地の人にインタビュー!「生活はどう?幸せ?」
翌日も1万円はオーバーしたが続行する。雨の2日目はカフェでラテ(約480円)とパンケーキ(約1610円)を注文。このカフェのオーナーにシンガポールの生活について尋ねると「シンガポールでの生活はストレスだらけだよ。俺たちはお金を稼がなきゃいけないのに時間が足りないんだ」と話す。場所を観光地に移し骨董品店のオーナーにもシンガポールでの生活を尋ねる。住んで5年になるというパキスタンから来たオーナーは「お金があればいい生活ができるよ」「お金がなければ、相手にしてもらえないし話もしてくれないよ」と言う。彼のテナントの賃料は月に約156万円もする。しかし「シンガポールがとても綺麗で平和。政府や人々からの圧力や問題は感じないし、ここでは自由に過ごせるよ」と語った。同じ観光地にある古着屋のオーナーも「(シンガポールの生活は)すごいストレス」「金がないと生きていけない」「ほとんどの資源を輸入しているのが物価が高い原因だね」と言う。「Bappa Shota」が何人かにインタビューしたところみんな「ストレスのある生活」と口を揃えた。経済が発展している国でも国民が必ずしも幸せとは限らないと感じたようだ。
最後に物価はものすごく高いものの英語が通じ、公共交通機関が便利であること、何よりも安全で旅がしやすい国だと語った。
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