繁殖場

繁殖場とは、純血種の犬や猫を狭いゲージに閉じ込め子供を産ませる施設だ。にゃんずはうすでは、繁殖場の犬や猫を保護している。2月11日「【閲覧注意】繁殖場出身の猫の現実についてお話します」を公開した。

劣悪な繁殖場

繁殖場は劣悪な環境下で、できるだけコストを抑えて飼育される。そのような環境で育った動物は、精神的にも身体的にも傷を負っていることが多い。今回は、繁殖場から保護した猫たちについて語る。

最初に紹介するのは、アメリカンショートヘアのコレット。繁殖用の猫として、無理な交配をさせられていた。コレットは「巨大結腸症」という病気にかかっており、排泄が上手くできない。繁殖場ではコストを抑えるため、病院にも連れて行ってもらえない状況だった。

「愛情も注いでもらえず、病気になっても医療を受けることができない、生き地獄だと思いませんか?」とにゃんずはうすは訴える。現在は治療を受け排泄も正常にできており、里親を待っている状態だ。

現実を知る

同じく繁殖場出身のアメリカンショートヘア、ソリド。難病である「肥大型心筋症」を患っており、余命宣告されていた。保護されて、これから幸せになってほしいと思った矢先の宣告だった。現在も治療を続けている。

ベンガルの女の子、ミヨ。繁殖場で6年以上も子供を作り続けてきた。過去がトラウマになり、人間が近づくだけで震えてしまう。繁殖場にいた年数が長いほど、人馴れには時間がかかるのだ。

動画では、上記で紹介した以外にも辛い過去を背負った猫たちを紹介している。にゃんずはうすは最後に「みなさんは繁殖場を見て、何を感じたでしょうか?」と問いかけていた。

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