「日本ネーミング協会」の授賞式に審査委員長として参加した太田光が、会場に向かっている最中に渡辺徹の訃報を聞いた。会場にて渡辺徹との思い出を語っている。
渡辺徹は芸人へのリスペクトがあった
渡辺徹はお笑いが好きで、芸人をリスペクトしていた人だったと太田光が明かす。爆笑問題のラジオに出演してくれたこともあったという。
毎年出している「爆笑問題のツーショット」というDVDを発売し始めて3年目ぐらいに、渡辺徹から「毎年買ってるんだよ」と言われたエピソードを語る太田光。
以来、送るようにしたが、「あれが楽しみで」と会う度に言われたと話す。俳優でありながらお笑いのライブを主催しており、出演したお笑い芸人は渡辺徹を慕っていたことも話した。
「寂しいですね」と心境を明かす
太田光は去年、渡辺徹に会った際に、「(主催するライブに)僕らも出してくださいよ」と頼んでいた。
「お前らが来ると皆が気を遣うから出さねえよ」と言われたことを、笑いながら話す太田光。「いつか出してくださいね」と言ったのが、最後の会話になってしまったと語った。
訃報には驚いたが、渡辺徹へは「感謝しかない」と言い、「まだ実感も湧かない」「寂しいですね」と話している。
ストレートな感情表現に、「真面目で辛さ倍増」「もらい泣きした」というコメントが投稿された。
普段は過激な言動が多い太田光が、渡辺徹とはどんな人物だったかを真摯に語っている姿に胸を打たれる視聴者が多かったのだ。
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