トミック

『TOMIKKU NET』のトミックが6月28日、「詐欺団体に動画消されました。。。裁判の準備します」と題した動画を投稿。

著作権フリーのBGMを利用していた動画が削除されたことに怒りを露わにし、裁判の準備を進めていることを明かした。

フリーのBGMのはずが著作権侵害に?

6月24日に投稿した「流石にこれはない…裁判でもなんでも戦いましょう」で、動画に使用していたフリーのBGMが著作権に引っかかったことに対し、異議申し立てをしたことを報告していたトミック。

その動画では、その申し立てが棄却されたため、トミックは再度「YouTubeから提供されているBGM」であると異議申立をしたものの、その異議申立ても棄却されたことを明かしていた。

YouTubeには、著作権管理のため、楽曲などを著作権保有者などがYouTubeに登録できる「Content ID」システムがある。著作権保有者は、自身のコンテンツと一致する動画がYouTube上に登録された際には、その動画全体をブロックするなどの措置を講じられるものだ。(参考:YouTube

問題になっているのは、チャイコフスキーが作曲した組曲『くるみ割り人形』の「金平糖の踊り」という曲。トミックによると、この曲はYouTubeのオーディオライブラリに登録されており、クリエイターが自由に使えるようになっているという。

Content IDは、著作権保有者にはかなり便利なシステムだが、トミックいわく、YouTubeがフリーBGMとして提供している楽曲も登録できてしまうとのこと。

この動画は、こういった問題に対する注意喚起のためにトミックが投稿したもの。「みんなが使えるものを勝手に登録して、自分のものですみたいな感じの主張されたら嫌」という思いから、白黒つけるためには裁判も辞さない姿勢を示していたのだ。

「それがまかり通ったら絶対ダメ」と裁判で戦う姿勢

今回の動画でトミックは、しびれを切らした相手側が、動画を削除したことを告白し、「前代未聞過ぎて本当にびっくりしてる」とコメント。

「反論したら動画を消すって、それがまかり通ったら絶対ダメでしょ」と苦言を呈すとともに、「調子に乗るわけですよ、そういう輩は味を占めて」「たまったもんじゃないよ、こっちからしたら」と、怒りを露わにしている。

この出来事については、すでに裏で動いてもらっているそうだが、「別件で業務妨害みたいな感じで訴えられるんじゃない?」と、訴える準備をしているとのこと。その過程も動画に収めるとし、今後はその様子も公開していくという。

トミックは最後に、著作権を主張した相手に対し、「本当にやっていることがジャイアン」と言い放ち、動画を締めくくっている。

視聴者からは、「裁判めっちゃ大変かもしれないけど、トミックさんみたいな大きい人が訴えてくれるのはデカいと思う。頑張ってほしい。」「ほんま悪質な奴らもいるもんやな…応援します!」「他の人の為にも、マナー違反を咎めるのは大切です!頑張って下さい!」といった激励のコメントが殺到している。

出典:TOMIKKU NET

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