納豆ご飯専門店を経営する「令和納豆」が、YouTubeチャンネルで『【誹謗中傷に苦しんでいる人へ】全てを失って自殺も考えた宮下が考える4つの対策方法』と題した動画を公開。自身が受けた誹謗中傷や、炎上騒動の内容を交えながら、その対策方法について詳しく語っている。
令和納豆は、2019年4月に茨城県水戸市で運営する納豆ご飯専門店開業にあたり、1万円の支援で「納豆ご飯セット一生涯無料パスポート提供」というクラウドファンディングを実施し、結果的に目標支援金額の約4倍の資金調達に成功。しかし、2020年5月頃から「納豆ご飯セット一生涯無料パスポートを一方的に没収された」という利用者からの口コミが相次ぎ炎上問題に発展した。
この炎上騒動を受け「すべてを失ってしまった」と語るのは、株式会社納豆の代表取締役社長である宮下裕任氏。当時決まっていた行政やメディアの仕事はすべてキャンセルになり、出資希望者や取引先との話も白紙、自宅や実家への迷惑電話や身に覚えのない商品が着払いで届くなどの嫌がらせが相次ぎ、店舗に対する嫌がらせも複数あったという。
宮下氏は、こうした嫌がらせや炎上騒動に対して4つの対策方法が大切だと語っている。まず1つ目が「人との繋がりを大切にしておくこと」。そして2つ目が、あらかじめSNSなどを通して「自分がどういった人間なのか多くの人に知ってもらうことが大切」だとし、人と人との信頼関係の大切さをポイントとして挙げている。
3つ目の対策方法として、炎上騒動になる前段階、つまりボヤ騒ぎの時点で「しっかり対応しておくこと」が大切だとし、トラブルの原因と向き合ってすぐに対応することの重要性について語っている。続けて、これら3つ目までの対策を実施したうえで「無視すること」が4つ目の対策だとし、まったく関係のない人々まで騒いでしまっているため、すべてを相手にしてしまうと一生炎上騒動が終わらないとしている。
最後に宮下は、炎上騒動を収めるため事実を説明するにしても、「無名な人間が情報発信をしても現実的な問題を伝えるのは難しい」とし、「それが本当に悔しい」と語っている。そして、誹謗中傷や嫌がらせで苦しんでいる人に向けて「なんとかピンチを乗り越えてほしい」「私達にできることがあれば、できる限りのことは協力します」と呼びかけている。
文:miyasuke
出典:令和納豆
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