平成クインテット・りきちょり、血栓症で緊急入院していた

平成クインテットが5月30日、『【難病】突然死してしまう病気にかかって緊急入院になりました』と題した動画で、りきちょりが血栓症により入院していたことを明かした。

予防的な入院のはずが……

今回、動画に久しぶりに出演したりきちょり。動画に出演していなかった間、血栓症によって入院していたことを明かした。

りきちょりは足に血栓ができたそうだが、「足にできた血栓が肺に飛ぶ可能性がある」と医師から告げられたことから、もともとは致命傷にならないように治療する予防的な入院のはずだったという。

しかし、医師の言葉通り、入院3日後に容体が一変。本当に肺に血栓が飛んでしまったという。

近畿大学病院によると、肺血栓塞栓症は肺に血栓が飛んでしまうことで突然の呼吸困難や胸痛、失神発作、時には心停止をきたす危険な病気だという。また、肺血栓塞栓症の発症数は、ここ10年間に2.25倍に増加しており、日本人では男性より女性に多いとのこと。

60歳代から70歳代にピークがあるというが、20代のりきちょりも発症してしまったようだ。(出典:近畿大学病院

血栓症の原因は遺伝と体質だった

りきちょりは最初、足の痛みを感じたとのこと。この日は動画の撮影日だったそうだが、歩けなくなり、救急車で病院に搬送されたという。「運ばれてるときは、まさか撮影も行けへんと思ってないし、とりあえず検査だけしてすぐ帰れると思ってた」そうだが、緊急入院に。

20代での発症はめずらしい血栓症はその原因もさまざまだが、りきちょりの場合は、血液をサラサラにする成分アンチトロビンが先天的に少なく、「アンチトロビン欠乏症」だったところに、運動不足や長時間の座り作業がたたったことが、原因だったと話す。

りきちょりによると、「アンチトロビン欠乏症」は遺伝性が強く、身内にひとりでもいたら、2分の1の確率で発症するとのこと。ふたりの姉がいるというりきちょりは、ひとりの姉が1年前に足に痛みを感じ、病院を受診。りきちょりは「それがあったから俺もちょっとの足の痛みで病院に行けた」と述べており、血栓症の早期に発見に繋がったと述べている。

メンバーの中で1番健康的だったというりきちょり。そのりきちょりが今回のような病に見舞われたことに、メンバーも「焦った」という。「今は全然元気です」と話すりきちょりだが、今後一生、血液をサラサラにする薬を飲み続けなければならないとのこと。視聴者には「健康診断、ほんまに行って」と、健康診断の受診を促している。

出典:平成クインテット

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